4/6(火)の早朝に、前日届いた中華製の激安双眼鏡『SVBONY SV40』を携えて、出勤前に地元探鳥地の舎人公園へ立ち寄りました。
cosinon.hateblo.jp
双眼鏡で観察した野鳥のイメージを、SP-100EEで撮影した写真に置き換えてお届けします。
自然観察園の観察壁から池の対岸を眺めると、林には葉が生い茂り、冬と較べると明らかに見通しが悪くなっていました。
オオタカを見つけづらくなったので、冬によく見かけた、大砲のような望遠レンズを抱えた人とは出会いませんでした。
自然観察園の池にカモ類の姿はありませんでしたが、カイツブリが一羽、潜水を繰り返していました。
舎人公園のあちこちででシジュウカラがツピツピ鳴いていました。
木の若葉が生い茂る中では、姿をはっきり視認する機会は稀でした。
枝を飛び交う小さなシジュウカラを双眼鏡の視野に導入するのは困難でした(;´д`)
水鳥のような、常に水面に浮いている鳥の方が、双眼鏡で観察しやすいのは言わずもがなですね。
前日の日中に降り続いた雨は止みましたが、冬に逆戻りしたような寒さで、手袋を着用して野鳥の撮影と観察に臨みました。
冬には姿を見なかったキンクロハジロが浮島の辺りに群れを成していました。
10mくらいの距離で、8倍の双眼鏡だと、写真のような画角で観察できました。
ヒドリガモの群れが大池の一角を占めていました。
眠そうなヒドリガモのペア。
ヒドリガモが渡去する時期はもう少し先でしょうか。
カワウ
カワウは頻繁に潜水していたので、双眼鏡で観察すると見失う事が多かったです。
バン
クチバシを水面に付けるようにして、バンがすい~っと泳いでいきました。
『SVBONY SV40』の総評
対物レンズ径が32mmの8倍双眼鏡で、ケースとストラップ、前後レンズキャップが付属して3,980円なら、充分すぎる品質でした。
一般的に16mmは欲しいと言われるアイレリーフが13.6mmと短めなので、思い切ってアイカップを外してしまいました。
アイカップが付いていた時よりも、確実に視野が広がりました。
高価な双眼鏡だったら躊躇する所ですが、安物なので「元に戻せなくなってもイイや」と、思い切ってアイカップを捻ったら「パキッ」と接着剤が剥がれて取り外す事が出来ました。
再度接着すれば元に戻す事は可能なので、手軽にアイレリーフを伸ばす事が出来ました。
前レンズのキャップも邪魔なので取り外し、だいぶコンパクトになりました。
自分の鳥見は写真撮影がメインですが、補助的に持ち歩く双眼鏡として、活用出来れば…と思っています。