AF一眼レフの連鎖『Nikon Fシリーズ』
事の始まりは今年の2/23(土)に銀座松屋で開催された「世界の中古カメラ市」でした。
会場ではこれといった中古カメラが見つからなかったので、お土産代わりにジャンクワゴンからニコンのAPS一眼レフ『PRONEA S』のボディを300円で回収しました。
後日池袋の「カメラのキタムラ」でジャンクのAFズームレンズ(35-70mm)を500円で購入し、PRONEA Sに装着したところキチンと動作しました。(APS専用のIX-Nikkorレンズは中古カメラ屋のジャンクで見かけたことがありません)
そこからニコンのAF一眼レフに関心が芽生え、ネットで色々と調べているうちに、F三桁機でもデザインと機能のバランスが取れた『Nikon F-601』のボディをヤフオクで430円にて落札しました。
手に入れたばかりのF-601をぶら下げて、3/3(日)にパシフィコ横浜まで開催されたCP+ 2019に足を運びました。
会場では、併催されていた中古カメラ市を先に回りました。(最近は、最新デジカメより中古のフィルムカメラに興味があるので…)
ジャンクコンテナの中でデジカメには対応していないNikonのスピードライト『SB-25』を見つけ、電池を入れたらチャージされたので1000円で購入して持ち帰りました。
CP+の会場ではお姉さんが不吉なプラカードを抱えていたのですが、今にして思えば、その後に続くAF一眼レフの連鎖を暗示していたのかも知れません。
F-601にSB-25を装着すると、ストロボは発光しましたが、レンズの画角に合わせてストロボがズームしません。
色々と調べた所、SB-25はF-90以降の機種でストロボがズームする事が判明しました。
こうなるとSB-25の機能をフルに生かしたくなり、F-90のボディを探して中古カメラ屋巡りが始まりました。
新宿と秋葉原の中古カメラ屋を徘徊して、最後に辿り着いたアキバカメラで1800円の値札が付いたF-90Sのボディを見つけました。
F-90にSB-25を装着してズームを連動させるには、DタイプのAFレンズが必要です。
にっしんカメラに取って返して、1500円の『Nikon AF NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6D』を調達し、ようやくSB-25の連動ズームを動作させることが出来ました。
帰り際、池袋のビック カメラ館で中古フロアを覗くと、F三桁機の入門機『F-401』のボディが300円で販売されていました。
F-401はファインダー内表示が貧弱で、絞りとシャッタースピードが表示されず、合焦と露出のLEDが光るだけなのですが、軍艦部に並んだ絞りとSSのダイヤルが好みだったので回収することにしました。(透明のカバーが良い!)
F-401はニコンの一眼レフで初めて内蔵ストロボを備えた機種で、ペンタ部のストロボが剥き出しになっているのも、今では見られないデザインです。(ストロボをアピールしたかったんでしょうねぇ…)
気がつくと、AF一眼レフのボディが3台、ニッコールのAFズームレンズが2台増えていました。
せめて1回くらいはフィルムを通してやらないと…と思い、撮影の計画を練っては休日にAF一眼レフを交代で連れ出しているのですが、ネットの現像サービスは数本のフィルムをまとめて出した方が送料が割安になるので、全てのフィルムを現像に出すのは当分先になりそうです。