箱根山の噴火警戒レベルが2に引き上げられたニュースが巷を賑わせる中、5/19(日)にターンパイク箱根で開催されたNIKENの試乗会に参加してきました。
当日は、事前にPCで調べたルートよりもナビアプリのルートが大幅に遠回りだったせいで遅刻してしまいましたが、かろうじて試乗会に参加する事が出来ました。
予定では午前9時45分にブリーフィングを受けて10時に試乗を開始するハズでしたが、会場に到着したのは9時50分で、急いで受付を済ませてブリーフィングに途中参加しました。
受付では、剣の形をした二本の箸がNIKENを試乗した記念品として配られました。
試乗開始の直前に雨が降り始め、コース周辺には濃い霧が立ちこめてきました。
急遽レインウェアを着込んで試乗に臨んだのですが、心の準備が出来ていないまま、DCTでオートマチックのNC750XからマニュアルのNIKENに乗り換えたので、走り始めはしばらく操作に戸惑いました。
マニュアル操作は身体が覚えていたので、しばらく走ると勘を取り戻して、ライディングを楽しむ余裕が出てきました。
数年前に近所のYSPでMT-09 TRACERの試乗車に乗った時は、エンジンの回転にジャリジャリとした雑味が感じられましたが、同系統のエンジンを積むNIKENは、回転の吹け上がりがスムーズで滑らかになった印象でした。
雨が降って滑りやすい路面状況だったので「見せてもらおうか、前二輪の接地感の高さとやらを!!」と心の中で叫んで性能の限界を探ろうとしたのですが、先導車がペースメイクする隊列の中では攻めた走りは出来ず、NIKENのスタビリティーの高さを実感するほどには走り込めませんでした(´・ω・`)
前二輪も、停車時にはフロントヘビーで取り回しの重さを感じましたが、乗車するとカウリングに遮られてフロントフォークが見えないので、通常のバイクとの差違を感じる事はありませんでした。
前二輪なのに違和感が無いという事は、それだけ足回りの機構が秀逸なのかも知れません。
試乗会の会場には、オーナーズミーティングに参加する車両の駐車スペースが設けられ、オーナーが施した様々なカスタムを見て回る事が出来ました。
試乗会の後には、ラウンジの二階で催されたNIKENの開発陣によるトークショーに参加しました。
NIKENの開発コンセプトや前二輪がもたらす性能的なメリット、デザインの開発テーマなどの貴重な話を伺う事が出来ました。
あいにくの悪天候に見舞われたNIKENの試乗会でしたが、昼頃になると雨も止んで日が差してきたので、会場のある大観山のラウンジを後にして芦ノ湖に向かいました。