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1泊2日の名古屋ツーリング

5/25(土)~5/26(日)に、ETCを搭載した二輪車限定の「ツーリングプラン」を2コース組み合わせて、1泊2日で東京~名古屋をツーリングしてきました。

www.driveplaza.com

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HONDA NC750X

 ツーリングプランで利用したのは、

  • 【2日間】首都圏 東名・中央道・中部横断道コース【ミニ】¥3,000
  • 【3日間】中京圏 東名・中央道コース ¥5,000

の2コースで、東京~名古屋間の高速道路を乗り降り自由で走行出来ました。

NC750Xの燃料タンクは14Lの容量があり、リザーブが表示されてからレギュラーガソリンを給油すると1回の給油で2,000円程度かかりました。

燃費の良いNC750Xは高速道路を巡航すると1L=30kmを超えるので、東京~名古屋の往復を2回の給油で走り切る事が出来ました。

ツーリングプランの2コース合計は¥8,000、燃料代の合計は約¥4,000だったので、総額¥12,000で東京~名古屋をツーリングする事が出来ました。

ツーリングの前夜は午後8時に就寝して翌日の2時に起床しましたが、昼間に飲んだアイスコーヒーの影響でなかなか寝付けませんでした。(何でカフェインは効いて欲しくない時に限って効果を自覚するのか…)

睡眠不足を感じながら出掛ける支度をして、バイクで走り始めたのは午前3時30分でした。

先週から全国的に真夏日が続いており、ウェアのチョイスに頭を悩ませましたが、出発する深夜の時間帯は気温が低かったので、フルプロテクターのメッシュジャケットに防寒用のインナージャケットを装着し、冬用のライディングパンツを履いて寒さ対策をしました。

それでも、日が昇るまでは予想以上に気温が低く、風を切って走る高速道路では寒さを感じたので、バイクに常備しているレインウェアの上下を着込む必要がありました。

深夜~早朝の首都高→東名→新東名を渋滞にハマる事無く快調に走り抜けて、途中で何度かPA/SAで休憩を入れながら、最初の目的地であるトヨタ博物館に午前10時頃辿り着きました。

www.toyota.co.jp

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トヨタ博物館

東京→名古屋までの所要時間は6時間30分で、往路は概ね順調にツーリングする事が出来ました。

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トヨタ博物館の館内

名古屋に到着する頃には真夏のような日差しが降り注いでいたので、インナージャケットをはずしてメッシュジャケットのみで風通しを良くし、館内で夏用のライディングパンツに履き替えました。

トヨタ博物館の見学を午後2時過ぎに終えて、次の目的地であるリニア・鉄道館へと向かいました。

炎天下の名古屋市内を高速道路で移動したのですが、首都高とは違った複雑さがあり、土地勘が無い不慣れな場所を走るので緊張感が高まりました。

「リニア・鉄道館」が所在する名古屋港の金城ふ頭に到着して、二輪が無料の駐車場にNC750Xを停めた後、午後3時過ぎに「リニア・鉄道館」に入館しました。

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リニア・鉄道館

地元の埼玉にはJR東日本が運営する鉄道博物館が大宮にありますが、後発の「リニア・鉄道館」はJR東海の運営で展示車両にも特色が有り、以前から見学したいと考えていました。

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リニア・鉄道館の館内

「リニア・鉄道館」では閉館時間の午後5時30分まで粘って館内を見学して回り、午後6時過ぎに金城ふ頭を後にして各務原にある宿泊先のホテルに向かいました。

宿泊先は翌日に見学する「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の至近にあり、開館する朝10時までは、早朝に近隣の犬山城と城下町を巡る予定を立てていました。

名古屋市街から各務原まではあえて高速道路を使わず一般道を走り、幹線道路沿いにある飲食店で夕食を済ますつもりでした。

せっかく名古屋まで来たのだから地元の名物でも…と思ったのですが良い店が見つからず、結局ファミレスで首都圏と代わり映えのしない食事で夕食を済ませました。

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ABホテル各務原

睡眠不足と長距離走行で疲労した身体をホテルで休ませて、翌朝の午前7時過ぎにホテルを出発して犬山城に向かいました。

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犬山城

日本最古の天守が現存する犬山城は午前9時以降にしか城内を見学出来なかったので、周辺に点在する神社を参拝して回り、土産物店が建ち並ぶ城下町の町並みを散策しました。

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犬山城の城下町

午前9時30分頃に犬山城を後にして、午前10時から開館する岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に向かいました。

www.sorahaku.net

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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

現地に到着すると真夏のような日差しが降り注いでおり、暑さ対策を心掛けながら冷房の効いた館内に入りました。

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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の館内

地元の埼玉には所沢航空発祥記念館がありますが、各務原も日本の航空史における重要な場所で、戦前~戦後に国内の航空産業に果たしてきた重要な役割を理解する事が出来ました。

出発が遅くなると高速道路の渋滞に巻き込まれるので、午後2時過ぎに各務原を出発して、一宮ICから名神高速を経由して新東名を走って東京に向かいました。

静岡の山間部でトンネルを繰り返し走り抜けた夕方には、富士山の一帯に日中の高温で大気中へ発散された水蒸気が、日没で気温が下がると結露して靄となって景色を霞ませていました。

バイクで走っていると気化熱で体温が奪われて走行風が異様に冷たく感じるようになり、PA/SAで休憩する度にウェアを着込んでいきました。

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NEOPASA清水

最終的には前日の早朝と同じ防寒インナージャケットと冬用のライディングパンツを着用するに至りました((( ;゚Д゚)))

東名を利用したツーリングの帰路は、東京ICで一般道に降りて環八経由で帰宅する事が多かったのですが、当日は疲労が溜まっていたので、少しでも早く家に辿り着く為に首都高に入りました。

大橋ジャンクションから中央環状線を抜けるまでの地下トンネルは熱が籠もって蒸し暑く、空気が排ガスで澱んでいる中で渋滞による足止めを喰らい、首都高に入った事を後悔しました(;´д`)

東北道への分岐も工事で車線規制があったりと、首都高を目論見通り快調に走り抜ける事は出来ませんでしたが、一般道に降りて環八が渋滞していたらぐったりしてしまうので、首都高の通行料は必要経費として割り切る事にしました。

都内のバイク置き場に到着したのは午後9時過ぎで、名古屋→東京までの所要時間は7時間かかりました。

東名の途中で御殿場ICを過ぎてから事故渋滞に遭遇した割には順調に帰り着く事が出来ました。

日中は真夏日の高温で体力を消耗しましたが疲労困憊する事も無く、出発前に予想したよりは楽にツーリングを終える事が出来ました。

正直、翌日の月曜日を休みに出来れば…と思いましたが、5月中は10連休があったので有給は取りづらく、平日に体力の回復を図るつもりです。

予想外に早い夏の到来…といった気候が続いているので、次のツーリングはどうしようかと思案中ですが、6月前半に例年より早い梅雨入りとならないよう祈るばかりです。