名古屋ツーリングの一環で5/26(日)に見学した『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』(以下、空宙博)の展示内容を振り返ってお届けします。
空宙博は岐阜県各務原市に所在する航空宇宙に特化した博物館です。
屋外には旅客機や飛行艇など、大型の機体が展示されていました。
ウィキペディアからの引用には
周辺には現存する日本最古の飛行場で航空自衛隊の飛行開発実験団が所在している岐阜基地や、日本では数少ない航空機製造工場である川崎重工業岐阜工場が基地の反対側にあり、「飛行機の街・各務原」の中心となっている。
とあります。
入館して最初のフロアには、暗い部屋に乙式一型偵察機とライトフライヤーが展示されていました。
次のフロアには飛燕と零戦を中心に、エンジンなどの機器類が展示されていました。
世界で唯一、戦時中の姿をとどめる旧陸軍三式戦闘機「飛燕」の機体は無塗装で、ジュラルミンの地肌が銀色に輝いていました
零戦はレプリカでしたが、天井から吊されて飛行する姿を再現していました。
エンジンなどの機器類も整然と展示され、オブジェのような美しさで暗闇に佇んでいました。
薄暗い展示室を抜けると、広大な格納庫のような展示室が眼前に広がりました。
見学当日は真夏日だったので、建物の中はうだるように暑いのでは…と予想して薄着で入館したところ、強力な空調設備で冷房がキンキンに効いていました(;´д`)
入口の直後にアニメ「ひそねとまそたん」のスタンディーが立っていました。
空宙博に隣接した岐阜基地が「ひそねとまそたん」の舞台だったので、図らずも舞台探訪のような形となりました。
地元・埼玉の「所沢航空発祥記念館」が日本の航空機史に重点を置いた展示なのに較べると、中部地方は航空宇宙産業が多く技術開発の中心地のため、技術検証機の展示が多い印象でした。
航空機のみならず、日本の宇宙産業に関連した展示も充実していました。
当日は出発時刻に定めた午後2時頃まで効率よく見学して回り、高速道路の渋滞に巻き込まれないよう、早めに帰路につきました。