一つ前の投稿で、江ノ島で使用した機材がオリンパス E-620だった事を思い出したので、改めて機材紹介させて頂きます。(写真の縦横比がいつもと違う4:3だったので気がつきました)
マイクロが付かないフォーサーズで、オリンパスのエントリー向けデジタル一眼レフでは最後の機種となったオリンパス E-620のダブルズームキットを中古で購入したのは昨年の11月頃でした。(下の写真で、ボディ側面にある白い帯はネームラベルです)
E-620の特徴としては、
- 一眼レフとしては小型・軽量のボディ
- 左右の2点がライン、5点がクロスの7点測距AF
- センサーシフト式の手ブレ補正
- 2軸回転式のフリーアングル液晶モニター
- アートフィルターとマルチアスペクトを搭載
- 夜間に嬉しいイルミネーションボタン
- 専用パワーバッテリーホルダー(HLD-5)
といった点が上げられます。
オリンパスはE-620と同時期にマイクロフォーサーズ1号機となったミラーレスのPEN E-P1を発売しており、これ以降オリンパスは軸足を完全にマイクロフォーサーズに移して、フォーサーズの一眼レフに見切りを付けてしまいました(T_T)
E-620を入手したのは、高坂狭霧さんのサークルSeraphimが頒布している同人誌の「U1万円デジタル一眼のススメ」シリーズでE-620が名機として紹介されていたのがきっかけでした。
当時の中古を探してみたところ、中古カメラ店では2万5千円台前後の相場だったダブルズームキットが、ヤフオクに1万4千円の出品があり、物欲に火が付いて落札してしまいました。
裏コマンドで調べたE-620のショット数は約5800だったので、それなりに程度の良い個体だったと思います。
E-620はエントリーモデルなのに機能が豊富でボタンが沢山付いており、暗所で光るイルミネーションボタンを採用しています。
さらに、単焦点のパンケーキレンズZUIKO DIGITAL 25mm F2.8の中古相場が平均1万円弱だった時期に、楽天でB品の中古が4千円で出ていたので、未練が残らないように…と追加注文。
E-620が発売されたのは、自分が最初に購入したD5000と同じ2009年で、発売当時の記憶は定かではありませんが、パンケーキレンズを装着したルックスが印象に残っていたので、再現したくなってしまったのです。(ちょうど、単焦点レンズが気になっていた時期でもあったので…)
E-620専用のパワーバッテリーホルダー(HLD-5)も用意されていて、稀少品で現在では入手難と同人誌に書かれていたのですが、偶然同じ時期にAmazonのマーケットプレイスに良品が出品されていたので、後で欲しくなっても手に入らないと思い、同時期に注文してしまいました。(価格はダブルズームキットよる少し安いくらいでした)
フォーサーズの場合、35mm判換算で焦点距離が2倍になるので、望遠端が600mm相当になる70-300mm(F4.0-5.6)の望遠ズームもキタムラの中古で約1万6千円で購入しました。
ダブルズームキットに付属した2本と25mm単焦点、70-300mmの合計4本を短期間に揃えてしまいました。
600mm相当の超望遠域になると手持ちでは厳しいので、今度はカメラを三脚に据えてドットサイトを装着したくなりました。
オリンパス純正のドットサイト(EE-1)は1万円を超えてしまうので、野鳥撮影する人の機材を参考にして、エアガン用のオープンドットサイト(2千円)とカメラ用レールマウント(800円)を組み合わせて3千円以下でドットサイトを調達しました。
部屋で試写した限りでは、調整すれば純正のドットサイトに遜色なく機能しましたが、未だに実写で使用していません(^_^;)
振り返ると、E-620の購入を機に、芋づる式にオリンパスの機材を増やしてしまいました。
最近はフィルムカメラにハマってしまい、E-620を稼働させる機会が無いので申し訳ない気持ちです(^_^;)
当時はU1万円デジタル一眼沼にハマっていたので、E-620の直前にもEOS Kiss Digital Xのレンズキットを衝動買いしていました。(X も未だに実写で外に持ち出していません…)
購入後少し経ってから手ブレ補正の故障が発覚して、E-620への思い入れが減じた時期もありました。
フィルムカメラで撮るようになって以来、手ブレ補正の有無など自分の中では些細な問題となったので、何かの機会に撮影へ連れ出してやるつもりです。