あいにくの雨模様となった7/7(日)に、原宿のデザインフェスタギャラリーで開催されたオールドレンズフェスVol.3に行ってきました。
家を出る時には止んでいた雨も、地下鉄の明治神宮前駅から地上に出ると、本降りの雨になっていました。
開場時間の11時少し前に到着すると、悪天候でも多数の来場者が詰めかけて賑わっており、各所で活況を呈していました。
会場では三宝カメラによるオールドレンズの販売や、焦点工房のマウントアダプター販売、TORUNOのオールドレンズレンタル無料体験、木下光学のkistar特価販売などが行われていました。
三宝カメラ主催のフィルムガチャに挑戦したところ、ハズレのISO200フィルムが出てきました。
当たりだとオールドレンズやフィルムカメラのボディが貰えたので、残念な結果となりました(;´д`)
キエフ4Mで初撮影
白黒フィルムを詰めたキエフ4Mをモデル撮影会で初めて実用に供しました。
モデルの前でキエフ4Mを構えた時には、周囲の喧噪でシャッター音が全く聞こえず、シャッターボタンからも機械的な手応えがありませんでした。
「故障か?」と思ってレンズを外して空シャッターを切ったら、マウントの奥で鎧戸構造の金属幕が上下に走行するのを確認出来ました。(1コマ損した…)
家で空シャッターを切った時は「籠もったシャッター音だな~」と思いましたが、ここまで静かで手応えが無いのは想定外でした。
YASHICA TL ELECTRO Xで初撮影
YASHICA TL ELECTRO XにFUJIのISO400/27枚撮りを装填し、標準レンズの50mm/f1.7を持参して会場に臨みました。
TORUNOでアンジェニュー 28mm f3.5を無料レンタルできたので、広角を生かして会場建物の外観を撮影しました。
シルバーの環と黒い鏡胴の縞模様がいかにもオールドレンズらしい外観で、フランス製のエスプリを少しだけ感じる事ができました。
DDR展
DDR展の会場は、コアなオールドレンズマニアが集うディープな空間のように、自分の目には映りました。
DDR展では貴重なFLEKTOGON 20mm F4を無料貸出してもらい、20mmの超広角を生かして、2階ギャラリーの全景を撮影しました。
オールドレンズ遊びの現況
来場者がぶら下げているカメラをチェックすると、α7系のフルサイズミラーレスボディ+マウントアダプター+オールドレンズの組み合わせが最も多く、フィルムのクラシックカメラは少数派でした。
ギャラリーに展示されていたオールドレンズのポートレートもほとんどがデジタルで撮影されていたようです。
にわかにフィルム撮影にハマっている自分としては、オールドレンズをデジカメのみで使用する現況をもったいないな…と感じました(´・ω・`)
フィルムカメラのボディは安いものなら1万円以下で見つかります。
「オリジナルのフィルムカメラではどう写るのか」を体験しておくのも一興かと思います。
マウントアダプターでオールドレンズの魅力にハマったデジカメユーザーには「オールドレンズでフィルム撮影するのも楽しいですよ…」と僭越ながら申し添えておきます。
フィルムカメラ東京 原宿店
オールドレンズフェスの会場を一通り巡回した後は、デザインフェスタギャラリーのすぐ近くにあるフィルムカメラ東京 原宿店に立ち寄りました。
店名の通り、フィルムカメラの中古専門店で、コンタックスの高級コンパクト(T2以降)の在庫が豊富にありました。
店頭にキエフ4Mの原型となったコンタックスⅢaが展示されていたので、しばらく触らせてもらいました。
引用元:フィルムカメラ東京
オリジナルのコンタックスⅢaは細部までカッチリとした操作感で、精度の高さを手触りで実感する事が出来ました。