M42⇒EFのマウントアダプターを注文
先日「オールドレンズフェス Vol.3」に参加して以来、にわかにオールドレンズ+マウントアダプター+デジタル一眼への関心が沸いてきました。
「レンズが本来想定している使い方では無い」という部分に引っかかりを覚えながらも、イレギュラーな使用法で実用に供する、という要素にラジオライフ的な楽しみ方を見い出して、遅ればせながら関連書籍を読み漁って知識を蓄えているところです。
とりあえず、手持ちのデジタル一眼レフ「EOS Kiss Digital X」でマウントアダプターが使えそうなので、オールドレンズ遊びをお試しする事にしました。
デジカメのオールドレンズ遊びといえばミラーレス一眼が主流ですが、手持ちのミラーレスボディはPEN mini E-PM1が唯一あるのみです。
MFレンズをマウントアダプターを介してマイクロフォーサーズで使うと、焦点距離は35mm判換算で2倍となります。
仮に広角(28mm)を装着しても標準以上(56mm)になってしまうので、広角を多用する自分としては厳しいものがありました。
マウントアダプターの解説書を読むと、キヤノンのEOSシリーズが採用するEFマウントは、一眼レフにしては短いフランジバック(44mm)なので、M42やKマウントを使用出来る旨が書かれていました。
キヤノンのデジタル一眼レフでは、EOS Kiss Digital Xを唯一所有しています。
手持ちのMFレンズも、M42とKマウントでそれぞれ28mmと50mmを揃えています。
そこで早速、M42⇒EFで電子接点付きマウントアダプターをAmazonで注文してみました。
Amazonで販売されているマウントアダプターは、国産で精度の高いモノから(価格もお高い)動作するか怪しい中華製のモノまで(心配になるほど激安)玉石混淆ですが、レビューを参考に、問題なく使えそうなものを選びました。
近年のデジタル一眼レフに慣れ親しんでいる方には信じられないかも知れませんが、初代X には背面液晶のライブビュー機能がありません。(ライブビューが装備されるのはX2以降)
ライブビュー機能が無いので動画撮影機能もありません(;´д`)
静止画撮影しか出来ない単機能のデジタル一眼レフです(´・ω・`)
MFでピント合わせする時に、ライブビューで背面液晶を拡大表示してピントを追い込む事は出来ませんが、マウントアダプターは電子接点付きなので、MFでもフォーカスエイドが機能します。
シャッターボタン半押しでピントリングを回すと、合焦時に電子音が鳴り、ファインダー内の合焦マークが点灯します。
APS-Cの小さなファインダーではピント合わせが困難ですが、フォーカスエイドが機能すれば、何とか実用に耐えそうです。
一時はα7 IIやZ6などのフルサイズミラーレス機に関心が沸きましたが、飽きっぽい上に面倒臭がりの性分なので、本格的にオールドレンズ遊びにハマるかは未知数です。
とりあえずマウントアダプターだけ新調して、他は手持ちの機材で賄い、オールドレンズ遊びをお試しするつもりです。