M42⇒EFのマウントアダプターが到着
先日Amazonで注文したM42⇒EFのマウントアダプターが届きました。
早速、EOS Kiss Digital Xにマウントアダプターを装着して、M42マウントのレンズで動作確認を行いました。
マウントアダプターを装着すると、EFマウントが大口径で、M42の径が小さい事がはっきりと解りました。
動作確認したのはPENTAX SMC TAKUMAR 28mm / f3.5とYASHINON DX 50mm / f1.7の2本です。
マウントアダプターには電子接点が付いているので、シャッターボタンを半押ししてピントリングを回し、ファインダー内のAFフレームが赤く点滅すると、緑の合焦マークが点灯しました。
2本のレンズでフォーカスエイドが機能する事が確認出来ました。
会社の「EOS Kiss Digital X4」を借りて、ライブビューでピント合わせできるか試してみたところ、背面液晶に合焦した緑枠が表示されず、コントラストAFは機能しませんでした。(拡大表示しても同様でした)
X4のファインダーを覗いてピント合わせすると、AFフレームが赤く点滅して緑の合焦マークが点灯したので、位相差AFは機能しているみたいです。
露出に関しては、2本ともレンズのマウント基部にあるスライドスイッチをマニュアルに切り替えて、実絞りで撮影しましたが、異なる挙動を示しました。
SMC TAKUMAR 28mmは、絞り優先AEモードにするとデフォルトのF値は5.6と表示され、F値をボディのダイヤルで変更しても、露出は常にオーバーとなりました。
レンズの実絞りが開放の時に、露出補正を-2に設定すると適正露出になりました。
絞り込んでも露出は常にオーバーだったので、-2の露出補正は必須のようです。
反対に、YASHINON DX 50mmは露出補正しなくても全ての絞り値で適正露出を得る事が出来ました。
マウントアダプターで装着したM42レンズはフォーカスエイドが機能するので、想定したよりも実用になりそうな印象を受けました。
M42マウントのレンズは多数のバリエーションがあるので、新たなレンズを増やすとしたら、目移りしてしまいそうです。