α55用に新品を購入したSIGMAのAマウント望遠ズーム『APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO』が手元に届きました。
新品の交換レンズを買ったのは久しぶりで、最近はほとんど中古で済ませていたので、新鮮な気分を味わう事が出来ました。*.*・(n‘∀‘)η*・*
APO(アポクロマート)レンズ採用モデルで鏡胴先端に赤いリングがあり「普及モデルよりちょっとだけ上等」という矜持を主張して所有欲を満たしてくれます。
マウント基部にあしらわれた朱色のシナバーリングと、レンズ先端の赤いリングが対になり、良いアクセントとなりました。
フードを付けて鏡胴をテレ端まで伸張すると、全長がかなり伸びました。
望遠ズームの試写はロケーション選びに頭を悩ませましたが、台風一過の翌朝にいつもの公園に繰り出しました。
久しぶりに持ち出した三脚を公園の高台に据えて、35mm判換算で105-450mmとなるワイド端とテレ端で拡大率を確認しました。
軽量でエレベーターの無い簡易な三脚を使用したので、望遠のテレ端では微振動がしばらく収まらず、風景モードでシャッタースピードを1/500秒にして、タイマーでシャッターを切りました。
以下の作例は、赤い枠がテレ端で拡大した画角となります。
テレ端でクローズアップしたエルザタワー55まで約4kmの距離です。(手前の木にピントが合ってしまいました)
噴水池のモニュメントは大部分が白くて露出オーバーになったので、オートHDRで明暗の露出を最適化しました。
手持ちで柵の上にカメラを据えて三脚代わりにすると、手ブレせずに撮影する事が出来ました。
池で対岸を狙い、釣り人をクローズアップしてみました。
この時も柵を三脚代わりにしましたが、晴天下なら手ブレせずに撮影する事が出来ました。
「手持ちでシャッタースピード2秒の撮影が出来る」と豪語する『OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II』のようにはいきませんが、晴天下なら工夫してカメラを固定すれば、手持ちでも充分実用になる事が確認出来ました。
三脚使用時に手ブレ補正を切り忘れたり、フォーカスエリアの手動選択が解らず遠方のビルにピントが合わせられなかったり、マニュアルフォーカスに思いが至らなかったりと、失敗もありました。
リモートスイッチが届いたら、超望遠域の撮影に改めて挑戦するつもりです。