以前の投稿で「欲しい!」と公言していたAマウントの大口径標準ズームレンズ『TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD』(以下、A16)ですが、元箱付きで付属品完備の新同品がヤフオクに出品されていたので、7,600円にて落札しました。
着払いの送料は960円で、合計8,560円にて入手できました。
2006年発売の年季の入ったレンズですが、現在でも新品が24,300 円(税込)で販売されています。(価格.com調べ)
発売間もない時期の相場は4~5万円程度でしたが、現在は半値近くまで落ちており、中古なら新品の約1/3の価格帯で入手できました。
同じレンズなのにキヤノンやニコン用より相場が安く、誰とも競り合わずに落札できました。
Aマウントの不人気ぶりを実感できましたが、コスト最優先の自分には有り難い傾向です。( ̄ー ̄)ニヤリ
金帯が安っぽい、という評価も目にしましたが、自分はタムロンのレンズを何本か持っているので気になりませんでした。
今まで目にしてきたフルサイズ用の大口径標準ズームは「お高い上に大きくて重い」という印象でした。
APS-C専用のA16はコンパクトかつ安価だったので、買ってみようという気にさせられました。
鏡胴にモーターや手ブレ補正機構を備えていないので、コンパクトに造る事が出来たようです。
ボディ側のモーター駆動でAF作動時に音がうるさい、という意見もありましたが、自分はあまり気になりませんでした。
フィルムのAF一眼レフと似たような作動音なので、メカっぽさを感じてむしろ自分好みです。
今まではF3.5-5.6のキットレンズを使っていたので、全域でF2.8通しの大口径ズームを所有するのは初めてです。
部屋でα55に装着してファインダーを覗いてみたところ、キットレンズより視界がクリアに見え、屋内の暗所ではEVFのノイズが少なく感じました。※個人の主観です
全域F2.8の明るさで暗所でもシャッター速度を稼げるのと、単焦点のようなボケを描写できるのが大口径ズームの醍醐味ですね。゚∀゚)=3 ムッハー
翌朝、会社に出勤する前に近所の公園で試し撮りしてみました。
浅い被写界深度を活かした大口径らしい写真は撮れませんでしたが、鮮鋭で解像感の高い風景を撮影する事が出来ました。
新品はズームの繰り出しが渋いとレビューに書かれていましたが、中古なので比較的スムーズにリングを回転させる事が出来ました。
将来的に使い込んで繰り出しが緩くなったとしても、ズームのロックが付いているので安心です。
キットレンズと較べると一回り大きく、重量を感じさせる部分もありますが、大口径ならではの余力を感じさせる描写だと感じました。
コンパクトなA16はボディ内手ブレ補正を備えたα55にベストマッチの大口径標準ズームでした∩(・ω・)∩