『XPS 15 2-in-1』モニターレポート
デル アンバサダー限定のXPS体験モニターに当選して『XPS 15 2-in-1』が1/29(水)に我が家にやってきました∩(・ω・)∩
モニター期間が当初の予定より延長され、3/9(月)の必着で返却する事になったので、約1ヶ月間使い倒してレポートしたいと思います。
今回は、2007年に購入した『XPS M1330』との性能比較で、日進月歩で性能が向上したノートPCの、11年の進化を各種ベンチマークで検証します。
主な仕様とベンチマーク結果は以下の表にまとめました。
XPS M1330 | XPS 15 2-in-1 | |
発売年月 | 2007年6月 | 2018年10月 |
CPU | Mobile Core 2 Duo T7250 2GHz | Core i7-8705G 3.1GHz |
Memory | 4GB | 16GB |
Graphics | NVIDIA GeForce 8400M GS | Radeon RX Vega M GL |
3DMARK10 | 564 | 2227 |
PCMARK10 | 2113(Essentials) | 7078(Essentials) |
1227(Productivity) | 5605(Productivity) | |
CINEBENCH | 86 pts | 1652 pts |
CPU-Z
まずはCPU-Zによる基本仕様の確認です。
M1330のCore 2 Duo 2GHzと較べると、XPS 15のCore i7-8705G 3.1GHzはクロック数では約1.5倍ですが、コア数とスレッド数の増加、キャッシュサイズの拡張とプロセスルールのシュリンクで総合的には数倍以上の処理能力があるようです。
XPS M1330(2007)
XPS 15 2-in-1(2018)
XPS 15はメモリ容量がM1330の4倍、グラフィック性能も格段に強化されているので、総合性能ではどれくらいの差が付くのか、ベンチマークで比較するまでは見当が付きませんでした(;´д`)
3DMARK10
3D性能を測る指標となる3DMARK10によるベンチマーク結果です。
XPS 15はM1330の約4倍のスコアを叩きだしています。
※共通のベンチマークコンテンツが選択できなかったので、参考値に留めて下さい
PCMARK10
総合的な処理能力の指標となるPCMARK10によるベンチマーク結果です。
XPS 15はM1330に、Essentialsで約3.3倍、Productivityで約4.6倍の差を付けています。
XPS M1330(2007)
XPS 15 2-in-1(2018)
CINEBENCH
動画処理性能の指標となるCINEBENCHによるベンチマーク結果です。
XPS 15はM1330の約20倍となるスコアを叩き出していて、圧巻の性能差を見せつけてくれました。
XPS M1330(2007)
XPS 15 2-in-1(2018)
CrystalDiskMark
ストレージ回りの性能指標となるCrystalDiskMarkによるベンチマーク結果です。
XPS 15は全体的にM1330よりゼロが1つ多い数値で、約10倍の処理能力を有している事が窺えます。
XPS M1330(2007)
XPS 15 2-in-1(2018)
総括
M1330とXPS 15のOSは共にWindows10 64bitですが、XPS 15の方があらゆる操作でキビキビ、サクサク動くので、M1330のもっさりとした動作と比較すると隔世の感を覚えました。
以前は「WebとオフィスソフトだけならM1330で充分」と考えていましたが、ここまで快適さに差があると、本気でノートPCのリプレースを検討したくなりました。