フィルムカメラあれこれ①
今回は、フィルムカメラにまつわる雑多なエピソードをまとめてお届けします。
オールドレンズのカビ取り
最近手に入れたオールドレンズ2本に、タンポポの綿毛のようなデカいカビが混入していたので、意を決して分解しました(;´д`)
FD 28mmはレンズの前群、MC ROKKOR 28mmは後群を外したらカビに到達できたので、無水アルコールで拭き取って清掃しました。
素人がレンズを分解すると無限遠が出なくなるトラブルが多発するようですが、マウントアダプターでミラーレス一眼に装着し、試写して確認した限りでは、写りに問題は無さそうでした。
『写ルンです』からフィルム抜き取り
昨年、近所のハードオフでISO1600の39枚撮り『写ルンです』を50円で購入しました。
期限切れ間近だったので、捨て値で放出されていたようです。
そのまま撮っても良かったのですが、ISO1600のフィルムを使った事が無かったので、フィルムだけ抜き取って一眼レフで使う事にしました。
レンズを塞いだ『写ルンです』を暗所で全コマ撮り切った後、分解してパトローネを取り出しました。(専用フィルムなので、DXコードの無い白いパトローネでした)
パトローネからベロ出しするため、現像済みのフィルムに両面テープを貼ってパトローネに挿入し、フィルムの端を引き出そうとしました。
39枚撮りという市販品には無い長尺のせいか、フィルムの端がなかなか引き出せず、悪戦苦闘するうちに千切れたフィルムの破片と粘着テープがパトローネの中に残ってしまいました(T_T)
今までは「フィルムピッカーを買う金があったらフィルムを買うわ」と手製のベロ出しで間に合わせてきたのですが、フィルム1本ダメにするくらいなら…と観念して、フィルムピッカーを新調しました(^_^;)
ISO400の36枚撮りをまとめ買い
昨年末から年初にかけて、レモン社の各店でコダックのISO200/36枚撮りが税込470円で売られていました。
「フジの業務用ISO100/36枚撮りより安いから、しばらくコレを使おう」と思っていたのですが、2月には在庫が枯渇していました(´;ω;`)
昨年末でフィルムカメラは手仕舞いにするつもりでしたが、年明け以降にフィルムカメラ熱が再燃して、昨年以上のペースで中古カメラが増えているので、観念してフィルムをまとめ買いする事にしました(´・ω・`)
数日前にAmazonでKodak ULTRAMAX400 36枚撮 10本セットを5,700円で購入したのですが、早くも値上がりしていたので、値上がりする一方のフィルムを買うなら急いだ方が良さそうです((( ;゚Д゚)))
インテリジェントカードをまとめ買い
2月末に、自宅近くのハードオフでOLYMPUS L-2とSONY DSC-F505を衝動買いしました。
その時一緒に買い求めたのがミノルタのインテリジェントカード10枚セットでした。
手持ちのミノルタ一眼レフでは、α-5xiとα-7700iがインテリジェントカードに対応しています。
インテリジェントカードを解りやすく例えると「モードダイヤルの機能を個別に追加するICカード」と言ったところでしょうか。
現在ではモードダイヤルでポートレートやスポーツ、夜景等のモードが選択できますが、AF一眼レフの黎明期にはメモリ容量が足りず、ICカードでモードを個別に追加していたようです(^_^;)
いちいちカードを差し替えないとモードを切り替えられないのは面倒ですが、現在のモードダイヤルには見られない「ファンタジーカード」の機能が使ってみたくて、10枚セットを税込2,000円でお買い上げしました。
α-7700iに詰めたフィルムはほとんど「ファンタジーカード」で撮影したので、現像したら作例をお目にかけるつもりです。