気が付くと、速写ケースを付けた中古カメラが増えていました。
フィルムカメラ世代なので、速写ケースを付けたカメラの佇まいに安心感を覚えます。
デジカメの場合、メーカー純正の専用ケースは複数の機種で共有するものも多かったですが、数年前まではアクセサリーとして用意されていました。
最近は、メーカー純正の専用ケースが発売される事が少なくなっているのが残念です(´・ω・`)
オークションには手を出すな!
今年に入って加速度的に増えているフィルムカメラと関連用品ですが、ほとんどの個体でトラブルに見舞われてきました。
店 | POLAROID 1000 | フィルムが詰まって残りの枚数がパーに |
オ | MINOLTA SRT101 | 軍艦部の左右にアタリ |
オ | MC ROKKOR 28mm | 中玉にタンポポの綿毛のような大カビ |
オ | Canon New FD 28mm | 中玉にタンポポの綿毛のような大カビ |
店 | MINOLTA α-7700i | グリップが加水分解で崩壊 |
店 | SONY DSC-F505 | 内蔵ストロボがエラー表示で死亡していた |
店 | PENTAX SV | セルフタイマーでミラーが降りなくなる |
オ | SUNPAK auto140 | 液漏れで通電せず⇒分解して修理 |
オ | PETRI Color 35 | 液漏れで露出計が故障していた |
オ | PETRI FTE | ミラーとシャッター幕の不調⇒注油で回復 |
店 | PETRI V6 | ミラーとシャッター幕の不調⇒1/60以下が× |
店:中古カメラ店 オ:オークション
傾向としては、オークションで入手したものに不具合が多い気がします。
出品情報の常套句に「動作未確認」という表記が良く見られますが、これって「壊れています」と同意義語ですよね?
古いデジカメなら、バッテリーが死んでいて通電しない、という事は良くありますが、機械式のカメラで、巻き上げが出来るか、シャッターが切れるかくらい確認してないってのも不可解な話です。
出品者が動かない事を解っていて「動作未確認」を免罪符に故障品を売りつけようとする悪意が透けて見えて不愉快です。
オークションの主催者も、不誠実な出品者を利するような仕組みを改めて、基本的な動作確認のチェックシートを用意し、ゴミを売りつけようとする悪徳出品者を牽制するくらいの事はして欲しいものです。(無理か…)
これからは店頭で手に取って、状態を確認出来るものを選ぶようにするつもりです。