巨体がド迫力のモータードライブMA
「ステイホーム週間」となったGWのストレスを解消すべく、先日Canon A-1を衝動買いしてしまいました。
A-1に引き続き、今度は芋づる式にモータードライブMAを入手してしまいました。
出品情報には「動作未確認」とありましたが、
「カメラ本体が無いから動作確認出来なくて、フツーに完動するんじゃね?」
という甘い見通しで落札したところ、手元に届いた個体は液漏れの痕跡がある「不動ジャンク」でした(´Д`;)
何とか復活させようと緑青の吹いた端子を磨いてみたり、分解を試みましたが、万策尽きて直す事は出来ませんでした。
完動品が7~8千円の相場のところ、落札金額は2千円で、動けばかなりお得だったのですが、そう上手くはいきませんね(´・ω・`)
ここのところ状態の悪い中古でも復活させる事が出来ていたので、少々脇が甘くなっていたのかも知れません。
A-1/AE-1プログラムに装着できるモータードライブMAは、A-1との組み合わせで
S…1コマ
L…3.5コマ/秒
H…5コマ/秒
の巻き上げを行う事が出来ます。
後継のTシリーズでは電動ワインダーを内蔵して、AF一眼レフのEOSでは同等の性能を内蔵モーターで実現しますが、70年代のMF一眼レフは大袈裟な外付モータードライブが上級機のステータスでした。
バッテリーは単三電池を12本も使用する巨大さで、装着するともの凄い存在感を放ちます。
自分の個体はモーターは不動でしたが、端子と回路は生きているらしく、グリップと縦位置のシャッターボタンは機能していました。
もっとも、手動巻き上げするとモーターの抵抗が加わるので実用性は低く、ぶら下げて歩いても押し出しの強いルックスを誇示する事しか出来なそうです(^_^;)
見込みが外れた不動ジャンクで、少々残念な結果になってしまいましたが、飾っておく分には迫力があるので、装着して悦に入ったり、インテリアとして活用する事になりそうです。