5月の中旬に、自宅近隣のハードオフで、動作品のMINOLTA XDを触る機会がありました。
XDは世界初の両優先AEを搭載した一眼レフで、操作系に興味深いものを感じました。
その個体は状態が悪かったので購入には至りませんでしたが、ミノルタ製AE一眼レフへの関心がにわかに沸き上がりました(*´Д`)
以前から所有していたミノルタカメラのムック本を読み漁り、一番関心を覚えたのが『MINOLTA XG-S』でした。
XDで使えるシャッター速度優先AEや、プログラムAEを使用するには、MDロッコールレンズが必要となります。
XG-Sは絞り優先AEを採用した中級機で、SRT101に付属していたMCロッコールレンズ3本で、絞り優先AEが使える点が自分の用途に最適でした。
購入候補の最右翼として、XG-Sに白羽の矢を立てた直後に、越谷にあるハードオフで運命の出会いを果たしました.:*・゜(n´∀`)η゚・*:.
SIGMA製35-70mmズームの付いた動作品で、見つけたその場でお持ち帰りしたのは言うまでもありません。(・ω・)b
XDと同時発売された、絞り優先AEを採用した『MINOLTA XG-E』は、XG-Sの先代に当たります。
XG-Sでアップデートされた機能としては、
- XDと同じアキュートマットスクリーンを採用
- ファインダー内に直読式の絞り表示を追加
- 絞り込みプレビューボタンの採用
といった点が挙げられます。
その他の部分では、
- XE~XDから引き継がれた滑らかな巻き上げ感触
- タッチセンサーで測光開始するシャッターボタン
- 肉厚でソフトな手触りの貼り革
といった所がお気に入りのポイントで、カタログスペックに現れない「上質感」が持ち味です。
「連写/連発センサー 一眼」というカタログのコピーが、当時の最先端機能をアピールしているように見受けられます。
マニュアル時に露出計が動作しないというウィークポイントがあるものの、自分は絞り優先AEしか使わないので、問題になりませんでした。
XG-Sの後継機となるX-70ではマニュアル時に露出計が動作するようになりましたが、ペンタ部にはソウル・バスのデザインした新ロゴがあしらわれています。
旧ロゴのXG-Sの方が、手持ちのMCロッコールに似合うだろう…という判断もありました。
XG-Sのブラックボディは故・大倉舜二先生の愛機だったようです。
XG-Sがあまりにも気に入ってしまったので、専用ストロボの200Xと、オートワインダーGをヤフオクで調達してしまいました。
購入金額の内訳は以下の通りです。
- MINOLTA XG-S+SIGMA 35-70mm F3.5-4.5:4,000 円(ハードオフ)
- MINOLTA AUTO WINDER G:1,800 円(ヤフオク)
- MINOLTA AUTO 200X:600 円(ヤフオク)
6月に入って職場から自宅待機が解かれ、平日は出勤するようになったので、フィルムを詰めて撮影に持ち出す機会はまだ訪れていません。(直近の土日は雨に見舞われました)
梅雨の晴れ間を見計らって、いずれ試し撮りに持ち出したいと考えています。