試写の作例と順番は前後しましたが『SAMYANG AF 24mm F2.8 FE』のレビューをお届けします。
外観の印象
プラ鏡胴で高級感は皆無ですが、素材のおかげで重量が93gと、驚異的に軽量なので、α7Ⅱに装着すると軽快に取り回すことが出来ます。
49mmのMCプロテクターは、せっかくなので販売代理店のKenko製を奢りました。
AFの動作
宅配の梱包を解いた後、室内で試し撮りをした時はAFが不調で
「これは修理に出さないとダメかな…?σ( ・ω-;)」
と不安になりましたが、何度か付け外ししたら快調に動くようになりました。(端子の接触が悪かった?)
試し撮りではAFが迷うこと無く素早く合焦したので、当面は問題無さそうです。
故障が起こるなら、保証期間の3ヶ月以内に発生して欲しいものです。
付属品
付属するセミハードケースが秀逸で、コンパクトな『SAMYANG AF 24mm F2.8 FE』にぴったりフィットします。
持ち歩く時も嵩張らないので、常にカバンに忍ばせておくことが出来そうです。
コンパクトな『バームクーヘンレンズ』
『SAMYANG AF 24mm F2.8 FE』を「パンケーキ」と称するには苦しい長さですが、Eマウントのフルサイズ対応レンズはコンパクトな製品が少ないので、個人的には「準パンケーキレンズ」と位置付けたいところです。
レンズの径と鏡胴の厚さから連想すると「バームクーヘンレンズ」と呼称する分には怒られない気がします。
X-T30用に購入した『フジノン XF18mmF2 R』も、ギリギリ「パンケーキ」と称しても良い厚さだと思っています。※個人の感想です
フォーサーズ時代には『ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8』が「パンケーキ」を名乗っていました。
マイクロフォーサーズでは、更に薄い『ボディキャップレンズ』が登場しました。
EマウントでもAPS-C用なら薄いレンズがいくつかラインナップされているようですが、フルサイズ用は重厚長大になる傾向が強いようです。
異論はあるかと思われますが『SAMYANG AF 24mm F2.8 FE』をバームクーヘンレンズと呼ぶ分には大目に見て頂きたいものです<(_ _)>