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中古カメラと写真、日々の独り語り

『LOMO 135M』レビュー

11/18(水)にebayで注文した『LOMO 135M』が、11/29(日)に届きました。

cosinon.hateblo.jp

もっと日数を要するかと思いましたが、予想より早く到着しました∩(・ω・)∩

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LOMO 135M

カメラ本体とレンズキャップ、専用ケースのセットです。

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LOMO 135M

カメラ本体からは機械油のような、ケースの革は独特の匂いが漂っていますが「ソビエトカメラ党宣言」に記述されていたようなウ○コの臭いというほどの悪臭ではありませんでした。

www.harashobo.co.jp

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ソビエトカメラ党宣言

綺麗な外観

外観に目立った傷は見られず、ファインダーも綺麗で美観が保たれていました。

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LOMO 135M

貼り革の端が一部剥がれかかっていましたが、容易に補修出来そうです。

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LOMO 135M

動作確認

絞りは設定値に開閉し、シャッター速度は(精度は不明ですが)B~1/15~1/250の範囲で変化していました。

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LOMO 135M

上面のノブを巻き上げるとスプリングモーターの動力でシャッターを切る事ができ、底面のホットシューもX接点が機能していました。

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LOMO 135M

シャッター速度の設定は?

レンズ鏡胴の銀色部分には、上面に雲と太陽のアイコン、下面にシャッター速度の数字が印字されているハズでした。

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正常なLOMO 135M

しかし、届いた固体は印字が剥げ落ちて、ツルツルになっていました(;´д`)

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正常なLOMO 135M

鏡胴には筋状の溝が掘られていたので、印字が剥げやすい表面処理だったようです。

粗悪なインクと経年劣化のせいで、アイコンと数字がすっかり消えていました。

上面の四角いスリットにシャッター速度の位置が緑色で示されるので、右端から1/250、1/125、1/60…と覚えておけば、実用上は問題無さそうです。

外観に難が一部ありましたが、写真撮影に支障は無さそうなので、近いうちにフィルムを詰めて撮影へ持ち出すつもりです。