Rollei 35+オートハーフな『LOMO 135M』
沈胴レンズの『Industar-22 50mm F3.5』で火が付いたロシアカメラ熱ですが…
ロシアカメラ(以下、ロシカメ)の本を読んでいたら、キワモノ風のコンパクトカメラが目に付いて、eBayで注文してしまいました(^_^;)
新たに我が家のフリートに加わったロシカメは『LOMO 135M』です。
Rollei 35とリコーオートハーフを折衷したようなヘンテコな機構に、毎度のことですが「変なスイッチが入って」しまい、ポチッとしてしまいました。
以降の写真は、eBayの出品写真を転載しています。
スイッチが入ったら
当ブログで多用している「変なスイッチが入る」は、森薫先生が『シャーリー』の単行本に描いたあとがき漫画から引用しています。
この投稿は「スイッチが入ったら」をBGMに読むとより楽しんで頂けます(*´∀`*)
eBayで値下げ交渉
eBayで見つけた程度の良い『LOMO 135M』は、当初の価格から15% OFFの$33で出品されていましたが、ここのところ立て続けにロシカメを買っているので、
「さらに$33⇒$27に値切る事が出来たら買おう」
と値下げ交渉をして、一旦は様子を見ました。
昨晩、セラーからメールが届いて「$30で買わない?」と打診されたので
「ここが落としどころか…」
と判断して、お買い上げとなりました∩(・ω・)∩
レンズカバーと専用ケース、ストラップが付属していたのも、購入を後押ししました。
『CDアルバム1枚分』の法則
AGAT-18に引き続き『CDアルバム1枚分』の法則が働いて、本体を3千円弱で買えたのが、購入に踏み切るきっかけとなりました。
ロシアからの直送で、送料を含めると総額で5千円ちょっとの買い物になりました。
Rollei 35とオートハーフを合体?
『LOMO 135M』はピント合わせが目測式で、露出計のない機械式のコンパクトカメラです。
『LOMO 135M』の最大の特徴は、オートハーフのようなゼンマイを動力とした自動巻上げです。
ノブを目一杯巻き上げると、約8枚ほど連写できるそうです。
35mmフルサイズのため、オートハーフより筐体は大きめで、ゼンマイ巻上げのノブはトップカバーの上に付いています。
LOMOは過去に、高級機のレニングラードでゼンマイ動力を採用しているので、コンパクトカメラに組み込むノウハウが蓄積されていたのかも知れません。
裏蓋が取り外し式で、ホットシューが底面に付いているところは、Rollei 35を彷彿とさせます。
トップカバーに大きな空きスペースがあるので、フツーの位置に付ければ良い気がしますが、ロシカメの『パクリ魂』を発揮して、Rollei 35っぽくしたのかも知れません。
ゼンマイが逝ってしまったら…と考えると不安含みではありますが、ロシカメの場合、それ以外にも爆弾を抱えていることが多いので、当面は動いてさえくれれば御の字です。
一昔前にブームになった『LOMO LC-A』よりもしっかりとした造りらしいので、恐らく大丈夫なんじゃないか…と楽観しています。
継続するロシカメ熱
EXAやエキザクタマウントのレンズは、既に「やりきった感」が漂い始めているので、東ドイツ熱は沈静化してきました。
ロシカメ熱はまだしばらく続きそうです。