12/20(日)に、千葉県の『我孫子市 鳥の博物館』に行ってきました。
「日本国内唯一の鳥専門の博物館」だそうで、にわかに野鳥への関心が高まった初心者が、いきなり総本山に乗り込む形になりました。
手賀沼は毎年、鳥がテーマの日本最大級イベント『ジャパン・バード・フェスティバル』が開催される野鳥愛好家のメッカでもあります。
もっと鳥への理解を深めてから訪問した方が良かった気もしますが、年内に行っておきたかったので、じっくり勉強させてもらいました。
2階展示室
2階展示室の左半分は常設展示で「手賀沼の自然と鳥たち」と題したジオラマが中心でした。
右半分のフロアは開館30周年特別企画「日本の鳥」の収蔵標本が展示されていました。
3階展示室
3階展示室の「鳥の起源と進化」では、頭頂が3mを超す巨鳥モアの骨格と、ディアトリマの復元模型が展示されていました。
肉食のディアトリマが巨大なクチバシで、人間の頭を一口でついばむ想像をして戦慄しました((( ;゚Д゚)))
圧巻の「世界の鳥コーナー」
「世界の鳥コーナー」は館内で最大のスペースを占めており、世界の鳥の標本を26目157科、268点展示しており、膨大な数の標本が並ぶ様が圧巻でした。
「最後の1羽にならないために」展示コーナーでは、鳥の飛行形態と骨格標本が展示されていました。
標本を至近距離で観察
望遠レンズ越しに見たアオサギも、標本なら至近距離でじっくりと観察出来ます。
オオバンの足は『弁足』という特殊な水かき構造になっているのが確認できました。
山手線だと目黒駅と目白駅は同一路線でおなじみですが…
メジロは日本全国で見られますが、メグロは小笠原諸島でしか見られないレアな鳥だと初めて知りました。
猛禽類の発見とキジの思い出
猛禽類は大きさの違いくらいしか意識していませんでしたが、良く見ると顔立ちが異なっている事に気が付きました。
子供の頃、自宅にキジの剥製が飾られていたのですが、いつの間にか「虫が湧いたので捨てた」と、親が廃棄していました(;´д`)