超望遠撮影時に、被写体をファインダーへ導入しやすいよう、オリンパスのドットサイト・EE-1を購入しました。
更に、EE-1に適したドットサイトブラケット・ETSUMI E-6673を購入して、ドットサイトとEVFを並列に並べ、両眼視できるようにしました。
OM-D E-M10 MarkII
EF⇒マイクロフォーサーズのAFアダプターでTAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(以下、75DE)をE-M10 MarkIIに装着したところ、AFが正常に働かない不具合が判明しました(;´д`)
遠方の被写体にAFで、テレ端でピントを合わせようとしても、下の写真のようにボケボケです。
EVFを拡大表示してMFでピントを合わせば以下の写真になりますが、野鳥撮影では実用性が皆無です。
一万円以上払って購入したEF⇒MFT AFアダプターですが、無用の長物と化してしまいました(´;ω;`)
75DEはフィルム一眼レフ時代のレンズなので、デジタル用のレンズでないと、AFアダプターで相性が出るのかも知れません。
SONY α7Ⅱ
EF⇒EマウントのAFアダプターで75DEをα7Ⅱに装着したところ、ミラーレス専用レンズと同等…とまではいきませんが、AFは合焦しました。
AFの速度は遅いものの、何とか使えそうな感触を得られました。
ドットサイトブラケットはOM-Dシリーズ専用なので、EE-1の高さがα7ⅡのEVFより低くなります。
α7ⅡにE-6673を装着する時は、シューアダプターでEE-1の高さを嵩上げしています。
ドットサイトとEVFを両目で同時に覗くと違和感があります。
目を交互にウインクして、左目でドットサイトの被写体を捕捉⇒右目でEVFの構図を決めてシャッターを切れば、被写体を容易にファインダー内へ導入出来ました。
シューアダプターが緩く、ドットサイトが左右にズレやすいのが難点ですが、EE-1に触らないようにすれば、何とかドットサイトとEVFで両眼視できそうです。
中華ビデオ三脚 KINGJOY VT-1500
AliExpressで注文した中華製のビデオ三脚 KINGJOY VT-1500が、一ヶ月近くかかってようやく届きました。
カメラ用の三脚で一般的な3WAY雲台と異なり、ビデオ雲台は右手のパーン棒でカメラを上下左右に操作して、左手のリモートレリーズでシャッターを切ります。
ビデオ雲台の油圧は調整可能で、適度な抵抗を加えられます。
パーン棒の操作中もカメラが振動せず、ファインダーの像がピタッと安定していました。
SONY α7Ⅱ+75DEの試写
とりあえず、AFのピントが合うか確認するために、適当に試し撮りしました。
早朝の低光量下でしたが、AFは正確に合焦したので、概ね問題は無さそうです。
手持ちでも取り回しやすい大きさ
三脚から降ろして手持ちで運用しても、α7Ⅱ+75DEのサイズなら何とか取り回す事が出来そうです。
400mmクラスの望遠ズームを新品で買うと、10万円を超える出費は免れませんが、2万円で買った75DEをAFアダプターでα7Ⅱに装着すれば、何とか運用出来そうな目処が立ちました。