ここ数日の間、雨続きの不安定な天候が続きましたが、久しぶりに早朝から陽光が差し込む天気に恵まれました。
今回は、6月中旬に見かけてから、約1ヶ月ぶりに撮影したオナガの近況をお届けします。
曇天の朝は鳴き声ばかりであまり姿を見せなかったオナガが、珍しく群れでフェンスに止まっていました。
テレ端までズームすると、普段見慣れたオナガと異なり、随分と細身で頭が小さく、対照的に眼が大きい気がしました。
前頭部が白い羽毛混じりのゴマ塩頭で、巣立ちから日の浅い若鳥だと解りました。
上背から肩羽までが濃い灰色で、幼鳥の名残が見られます。
オナガ「ヘルメットって言うな」
胴の中央にネクタイのような細い黒帯が見られました。
身体を弓なりに反らせて伸びをするオナガ。
巣立ち直後の雛が親鳥に餌をせがむように、翼をパタパタさせながらしきりに鳴いていました。
若鳥の群れはしばらく鳴き交わした後、朝の巡回飛行へ一羽づつ飛び去っていきました。