3軸ジンバル『iGimbal H4』レビュー
11/13(土)の『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』で、初めて実戦投入した3軸ジンバル『iGimbal H4』のレビューをお届けします。
購入の経緯や、実際の使用感について振り返ります。
購入の経緯
11/3(水・祝)の無料開放日に『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』でスマホの動画を撮影したら、手ブレの微振動で使用に耐えませんでした。
当初、安い一軸ジンバルでスマホの手ブレを解消するつもりでしたが「手ブレせずにスマホで動画を撮る」という用途だと三軸の方が適切だと解り、小一時間ほど探して選んだのが『iGimbal H4』でした。
突発的な買い物でしたが、概ね良い選択だったと思います。
良い点
動画と静止画の撮影に『iGimbal H4』を使用して、良かった点を評価します。
専用アプリ不要
専用アプリ経由の撮影では画質の劣化などが懸念されますが、スマホの操作はBluetoothでペアリング出来るので、不具合は皆無でした。
三軸対応
静止画しか効果の無い一軸よりも、振動を吸収して水平を保つ三軸は動画撮影に最適でした。
三つの動作モード
撮影の状況に合わせて、フルフォロー / ハーフフォロー / フルロックの動作モードを選ぶことが出来ました。
ジョイスティック操作
親指のジョイスティックで左右と上下の回転が出来るので、撮影の幅が広がりました。
専用ケース付属、レビューで三脚贈呈
緩衝材入りの専用ケースが付属していました。
電源OFF時の3軸ジンバルはぐにゃぐにゃしているので、専用ケースは持ち歩きに必須です。
レビュー投稿でミニ三脚がもらえました。
悪い点
『iGimbal H4』を実際に使用して、不満に感じた点を列記します。
スマホ装着時の水平調整がやりにくい
バランス伸縮アームのスライドが渋くて、スマホの水平を出すのに苦労しました。
コンマ数ミリ単位で調整が必要なのに、力を入れて伸縮すると大きく動いてしまいます。
微調整する力の加減が難しかったです。
起動後、水平が微妙に左に傾く
起動前に水平を微調整しても、電源ONにすると水平が少し左に傾くクセがあります。
スマホが縦位置だと左右の回転で水平が調整出来ますが、横位置では上下回転しか出来ないので水平の微調整はできません。
横位置の風景撮影などで、厳密に水平を取りたい用途には不向きです。
縦位置が右手で持ちにくい
『iGimbal H4』を横に傾けるとスマホが縦位置になるのですが、右手で保持するとスマホが逆さまになります。
左手で保持するとスマホが正位置になりますが、利き腕では無いので長時間持つのがつらいです。
縦位置でアオリ、俯瞰が出来ない
縦位置では上下回転ができないので、上を見るアオリ、下に見下ろす俯瞰ができません。(左右回転で水平の調整はできる)
アオリ、俯瞰で撮影するにはスマホを横位置にするしかありません。
持ち運びしにくい
『iGimbal H4』にスマホを装着すると、撮影している時はよいのですが、スマホとして使う時に不便です。
クイックリリースのようなマウントがあれば良いのですが、クランプを両手で開かないとスマホが外せないので『iGimbal H4』にスマホを装着したまま使用することになります。
総評
映画撮影用の『ステディカム』を思わせる多軸のスタビライザーは、想像以上に手ブレを吸収してくれるので、スマートフォンのカメラを活用できる場面が大きく広がりました。
状況によっては、手ブレ補正機能を内蔵したデジタルカメラに優る部分もあるので、3軸ジンバル+スマホの出番はこれからもありそうです。