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中古カメラと写真、日々の独り語り

100円トイカメラ『Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW』

ゴールデンウィーク期間中に購入した中古カメラ第三弾の報告をお届けします。

竹の塚駅東口のカメラのタカギ(フォトプラス)を久しぶりに覗いた時に、Vivitarのトイカメラを100円で購入しました。

www.kameranotakagi.com

購入したのは『Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW』です。(以下、BIG VIEW)

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

フラッシュが故障しており、何年も前からずっと売れ残っていましたが、3月に『Vivitar V2000』を入手したのが縁で、我が家にお迎えする事にしました。

cosinon.hateblo.jp

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

外箱に説明書、ストラップhが付属していました。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

『BIG VIEW』の名前の通り、素通りのファインダーは視野が広く見やすいです。

裏蓋にはフィルムの銘柄を確認できる窓があります。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

フラッシュの故障を修理するため分解し、内部の電極をピカールで磨いたら、程なく発光するようになりました。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

分解した事で、内部がとても合理的な構造をしている事が解りました。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

スライド式のレンズバリアを閉じているとシャッターにロックがかかり、フラッシュも回路が切断されます。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

フィルムカウンターは自動復元式で、巻き戻しクランクは合理的なプラの一体成形でした。

Vivitar EZ Point'n Shoot BIG VIEW

レンズ付きフィルムと同様に、シャッター速度は1/125固定、レンズは絞りがF11相当でパンフォーカスだと思われます。

フラッシュも付いており「フィルム撮影には最低限これだけあれば良い」と思わせるプリミティブな構造でした。

レンズ付きフィルムに毛が生えたような、フィルム交換可能なトイカメラは多々ありますが、BIG VIEWはその中でも高機能だと思います。

『ぎんしお少々』

今までトイカメラには興味がなかったのですが、BIG VIEWを分解修理した事でにわかに関心が高まりました。

その流れで、LomographyのDiana+が登場する四コマ漫画ぎんしお少々』の単行本1巻を購入しました。

www.lomography.jp

houbunsha.co.jp

トイカメラを題材にした日常四コマ漫画です。

若鶏にこみ『ぎんしお少々』©芳文社