昨年10月の「MotoGP™ 日本グランプリ」で特設された『ホンダコレクションホール 20周年特別展示』から思い入れの深い車両を振り返ってお届けします。
パドックエリアに仮設されたテントの中に歴代レーサーの数々が展示されていました。
自分と同世代だと“キング”ケニーロバーツと“天才”フレディー・スペンサーの世代交代バトルに胸を熱くした人も多いのではないでしょうか。
楕円ピストンのエンジンで世界で唯一市販されたNR750の競技仕様車がありました。
世界速度記録の750cc部門で4つの記録を打ち立てたそうです。
登場した当時をリアルタイムに知る世代に、革新的なスタイリングと先進的な機構で強烈な印象を残した「elf-E」も展示されていました。
前輪のハブセンターステアリングや後輪の片持ちスイングアームは市販車でも採用例がありますが、主流にはなりませんでした(´・ω・`)
「ばくおん!!」の少女レーサー・中野千雨の父で元GPライダーの中野欽矢…もとい、実在の元GPライダー・中野真矢選手が駆ったレーサーも展示されていました。
ホンダコレクションホールの企画展ではテーマ毎に展示車が入れ替わりますが、秘蔵の車両が一堂に会する事はなかなか無いので、貴重な機会となりました。