カメラ・ディレッタント

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野鳥撮影と中古カメラの偏愛記

昭和レトロ自販機『鉄剣タロー』

忍城行田市郷土博物館で歴史ロマンを満喫した後は、ちょうどお昼時だったので、昭和レトロ自販機好きのメッカとなっている24時間無人営業のオートレストラン 鉄剣タローに向かいました。

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オートレストラン 鉄剣タロー

 忍城の華やかな賑わいとは対照的に、埃っぽい国道17号沿いにある廃墟と見まごうドライブインは、アメリカンニューシネマに出てくるアウトローの溜まり場のようで、殺風景な佇まいに自然と緊張感が高まりました(;・`д・;)

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オートレストラン 鉄剣タロー

入口から入ると、先客のライダー2人と目が合ったので軽く会釈しました。(お互い、ここがどんな施設かを知って来訪したのでしょう)

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オートレストラン 鉄剣タロー

ピンクの壁と床のグリーンがサイケデリックな配色で、あちこちに見られる手書きの貼り紙、数十年前で時が止まったような古いゲーム筐体、ボロボロのテーブルと椅子が殺伐とした雰囲気を醸し出していました。

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キューブリック風のサイコな雰囲気が漂う店内

ファーストフードやコンビニが存在しなかった昭和40年代生まれの子供時代、自宅の至近にあるスポーツセンターの入口付近には、フード自販機のコーナーがありました。(今でも自販機はありますが、一般的なドリンク自販機に取って代わられました)

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チーズバーガーとトーストサンド

当時は、運動帰りで腹ペコの子供たちへ、即座に食料を提供する唯一の存在でした。

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チーズバーガー

今でも見られるカップ麺にお湯を注ぐタイプは当時目新しく、ハンバーガーはアツアツが出てくるものの、パティは賞味期限不明で灰色の怪しい肉でした。天ぷらうどんは麺がほぐれていなくて、スープも合成調味料のジャンクな味わいでしたが、子供心には無性に美味しく感じたものです。

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カップ麺と天ぷらうどん・そば

数十年ぶりに味わう自販機の天ぷらうどんは、相変わらず麺がほぐれていなくて、汁はぬるめでしたが、フリーズドライではない本格的な天ぷらが入っていました。

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天ぷらうどん(唐辛子付き)

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天ぷらうどん


給食のソフトめんを彷彿とさせる味わいに昔の記憶が蘇りましたが、美味しい…といえる程ではありませんでしたね(^_^;)

修理する部品にも事欠くフード自販機はかろうじて維持されていましたが、現役で可動するニキシー管の数字を見たのはいつ以来でしょうか。

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ニキシー管

映画「2001年宇宙の旅」にもニキシー管が登場しますが(21世紀が舞台なのに!)鉄道マニアなら名鉄パノラマカースピードメーターを連想するのでしょうか?

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こういった施設はいずれ消えて無くなるのかも知れませんが、懐古ブームでレトロ自販機の書籍も多数出版されており、物見遊山でも来訪する客が増えて姿を消す日が先送りされることをされることを願って止みません。