『シン・エヴァンゲリオン劇場版』概観
3/13(土)に、雨の降る新宿で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を鑑賞してきました。
ネットやSNSを見てネタバレするのを回避するため、公開後最初の週末に劇場へ足を運ぶのは必須でした。
今は安堵しています。
ネタバレを回避するよう配慮しつつ、個人的に吐き出したい事を綴ります。
投稿を読む前に
勘のいい方は、文脈から「あっ…(察し)」となるかもしれないので、極力ネタバレしたくない方は、映画を鑑賞した後に再訪して頂けると嬉しいです。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を鑑賞した後なら、何を言わんとしているか解って頂けると思います。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観て思った事
ネタバレしないであろう範囲で「これは言っておきたい」事を列記します。
掲載した画像は、既にネット上で公開されているものを引用しています。
※伏せ字の○○は、実際の文字数とは異なります。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で黒綾波に萌える
ぽかぽか、そして。・゚・(ノД`)・゚・。
アスカ、シンジを「バカ」だの「ガキ」だの罵りつつも、結局面倒見が良い
『Q』ではシンジを何度もガキ呼ばわりするアスカにむかつきましたが…
今回、究極のツンデレを見ました。
○○、まさかのモテ期!?
あーゆーカップリングになるとは…
この映画一番のサプライズでしたね。(個人的に)
まさかの○○エンド
新劇のメインヒロインは○○でしたか…
これも意外。
最後に走って行った先は、ラブホだったって本当!?
クライマックスっぽいシーンの後が…長いヨ(・∀・)
最終決戦で(ここがクライマックスなんだろうなぁ…残り時間は何分だろ?)と思って腕時計を見たら、上映時間が1時間残っていた(;´д`)
ゲンドウ、本音を漏らす
あれは庵野総監督自身の気質なんだろうなぁ…と思わせる独白。
エヴァンゲリオンは○○のメタファー
ポスターのコピー「さらば、全てのエヴァンゲリオン」は色々と意味深。
エヴァンゲリオン=メタフィクション?
最後の取っ組み合いで、2012年の『特撮博物館』を思い出しました。
あーゆー描写の後、『デッドプール』のように、キャラクターがスクリーンの中から観客に話しかけるんじゃないかとヒヤヒヤさせられました(;゚Д゚)
意図的なハプニングはハプニングではない
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のパンフレットで、鶴巻和哉監督が「新劇場版は旧作を80%くらい踏襲するはずだった」という主旨の発言をしているのを読んで『Q』は制作陣にとっても青天の霹靂だったんだなぁ…と再認識しました。
エヴァはハプニングで傑作になった?
TVシリーズの25・26話で、一般視聴者を巻き込んだ侃々諤々があったから、今に至るブームが継続したと個人的に考えています。
TVシリーズがフツーに完結していたら『オタク受けしたロボットアニメ』で終わってしまい、その後の展開も無かったかも知れません。
せいぜい『ナディア』とか『トップをねらえ!』程度の認知度だったのではないかと。
ちゃぶ台返しの真相
新劇場版を『序』『破』と真っ当に制作して、『Q』を作る段階になって
「このまま秀作として終わるよりも、傑作か駄作の二極で語られる問題作にしたい!」
と欲が出たのが真相では…というのが、個人的な見解です。
8年越しで溜飲を下げる
「予告詐欺」と非難された『Q』のちゃぶ台返しは、ハルヒ二期のエンドレスエイトと並ぶ悪手だと思っていました。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開されるまで、8年以上続いた腹立ちも、ようやく鎮まりました。
「シン・エヴァンゲリオンが最後の一作だとは思えない…」
『完結』とか『お疲れさまでした』と、終幕したかのように語られていますが…
後年になって『破』から『Q』に至る間の『空白の14年間』を作品化するんじゃないか…という疑念が払拭できません|・`ω・)
空白を2.25⇒2.5⇒2.75と小刻みにナンバリング
シンジ君は出ないのでスピンオフ扱いで、ナンバリングは2.5とか、3部作にするなら2.25⇒2.5⇒2.75みたいに小刻みで…
スターウォーズの『ハン・ソロ』みたいに脇役を主人公に据えるか『マンダロリアン』のようにオリジナルシリーズで展開するとか。(人気が出たら、シーズン1、シーズン2と続く)
需要のある所にビジネスは生まれるので、株式会社カラーが今後ヒット作に恵まれなかったら、禁断の果実に手を伸ばす可能性は大いにありますぜ。
イッヒッヒ(´◉◞౪◟◉)
そうなったら、結局観てしまうんだろうなぁ~と思いつつ、締め括らせて頂きます<(_ _)>