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中古カメラと写真、日々の独り語り

PENTAX K100D撮影行『昭和の川口駅前』

ゴールデンウイーク期間中の5/3(火)に令和4年の川口駅前を撮り歩きました。

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5/8(木)には『旧田中家住宅』を撮影した後、川口市内の施設を見学しました。

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掲載した写真は、PENTAX K100Dsmc PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limitedを装着して撮影しています。

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昭和の川口市

昭和に撮影された川口駅周辺の写真を紹介します。

昭和30年代の川口駅前は車も少なく、広々としていたようです。

川口駅前の様子 昭和30年代

昭和48年(1973)の川口駅前はシンプルなバスロータリーで、現在のデッキはありませんでした。

川口駅前の様子 昭和48年(1973)

昭和51年(1976)の川口駅東口ロータリー。

この頃の風景は幼少の記憶に刻まれています。

川口駅東口ロータリー 昭和51年(1976)

昭和30年ごろの本町大通には鋳物問屋がひしめいていました。

現在でも山田屋という鋳物卸商が一軒だけ残っていますが、お店が開いている所をあまり見かけません。 

kawaguchicci.or.jp

本町大通の鋳物問屋 昭和30年ごろ

昭和50年の川口駅地下商店街。

雨の日は濡れずに駅まで行けたので、デッキよりも便利でしたが、現在は地下駐輪場になっています。

川口駅地下商店街 昭和50年(1975)

サッポロビール工場の跡地は、現在は川口アリオになっています。

サッポロビール工場(現 川口アリオ)

昭和40年代後半の川口駅西口周辺は雑然としていたようです。

再開発の前は何も無かったので、子どもの頃に行った記憶がありません。

川口駅西口周辺    昭和40年代後半    カラー

昭和30年代の居間

施設の一角に昭和30年代の居間が再現されていました。

ブログ主は昭和40年代生まれなので、居間でなくダイニングキッチンで食卓を囲んでいました。

居間のちゃぶ台で家族の団らんがあったのは、当時から『サザエさん』の世界でした。(令和になっても変わらず…)

昭和30年代の居間

トヨタ自動車のルーツにあたる豊田自動織機のグループ会社・アイシン精機が『トヨタ』ブランドのミシンを製造していたそうです。

vajra.at.webry.info

足踏み式ミシン

木製のレコードプレーヤーと白黒テレビ。

レコードプレーヤーと白黒テレビ

小型・軽量が売りのトランジスタラジオも、登場した当初は重厚な造りだったようです。

真空管ラジオと違って、中身はスカスカだったのではないでしょうか。

トランジスタラジオ

川口市の鋳物製品

昔懐かしい鋳鉄製のダルマストーブが展示されていました。

川口市の鋳物製品

ベーゴマができるまで

4/25(月)にオープンした川口ハイウェイオアシス売店でベーゴマが売られていました。

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この施設ではベーゴマの製造過程が実物で紹介されていました。

ベーゴマができるまで

昭和の川口駅前の風景に触れて、物心ついて以来ずっと川口市で暮らしている事を思い返しました。