以前Aliexpressで注文した、レジ用の感熱ロールペーパーにプリントするキッズカメラが届きました。
以降はこのカメラをDIYカメラと呼称します。
Amazonでは15,580円で販売されているDIYカメラ。
Aliexpressでは4,392円で売ってます。(送料無料)
開封して部屋で撮影した作例を交えて、ファーストインプレッションをお届けします。
DIYカメラの外観と機能
ファンシーな外観で、いかにも子供向けといったデザインに所有感は皆無です(^_^;)
水色の部分はゴム製で、ストラップホールもゴムなので耐久性が懸念されます(´・ω・`)
白いプラスチックはマットな手触りで、子供に持たせたらすぐに薄汚れてしまいそうでした(;^ω^)
操作性は最悪で、通常のデジカメとはかけ離れたボタン割り当てには大いに頭を悩まされました(;゚Д゚)
メモリはmicro SDを使用しますが、道具を使わないと抜き差しが困難です。
micro USBケーブルでPCと繋ぎ、外部ストレージとして認識させた方が、写真のコピーは簡単です。
USBケーブルでACアダプタかPCに繋ぎ、内蔵バッテリーを充電します。
バッテリー交換は出来ませんが、モバイルバッテリーで充電したままカメラを起動できます。※モバイルバッテリーは2A以上の出力が必要
PCにUSBケーブルで繋いだ時は外部接続モードになるので撮影はできません。
写真とプリントの画質
画質の最高設定は8Mですが、撮影した写真はキッズカメラ特有のモヤッとした仕上がりでした(;´д`)
最近のスマホはカメラが高性能なので、あえて例えるならガラケー画質と言ったところでしょうか。
感熱紙の白黒プリントは画質が粗いけど、思った以上に細部まで描画されて、意外と遊べそうな印象でした∩(・ω・)∩
レンズは近接撮影が弱くて、50cm以上離さないとピンボケになります(;´д`)
1m以上離れて撮影すれば、結構シャープに写ります。
感熱ペーパーのプリントには年/月/日と時:分:秒まで入れられます。
感熱紙プリントのコスト
感熱ロールペーパーのプリント1枚あたりのコストを計算してみました。
※コスト計算にカメラの購入価格は含みません
11mのロールが5本入ったパックが999円で購入出来ます。(1本あたり199.8円)
プリント1枚の長さは10cmです。
ロール1本で110枚プリントできるので、プリント1枚のコストは約1.8円となりました。
自分が利用している最安値のデジカメプリントが1枚8円なので、思ったよりも安くなかったな~、という印象です(;^ω^)
ロール紙を使うから、プリント1枚あたり○銭、というレベルを想定していたのだけれど、ちょっと期待はずれでしたね(´・ω・`)
それでも、チェキなどのインスタントフィルムと較べれば圧倒的に低コストなので、子供に持たせて遊ばせるにはちょうど良いかも知れません。
DIYカメラの使い途
ちょっと遊ぶには丁度良いDIYカメラですが、本格的な撮影には力不足です。
メモ代わりに使ってみたり、宴会の席で遊んでみると盛り上がるかも知れません。
明暗がハッキリしたコントラストの強い写真でないと感熱紙の白黒プリントは綺麗に印刷されないので、白黒写真の練習になるかも知れません。(なるかな~?)
プリントのコストは安いですし、スクラップブックに貼り付けるとチープな仕上がりが味わい深いので、しばらくは色々な被写体を白黒プリントして遊ぶつもりです。