先日注文した激安の中華製フィールドスコープが届きました。
早速、近所の舎人公園でフィールドスコープの見え具合と使い心地を試してきました。
フィールドスコープ
固定式の接眼レンズは20~60倍のズームで、遠方の被写体を視界に導入するのは容易でした。
テレ端の60倍で被写体を追えるよう、オープンドットサイトをブラケットで装着しました。
行徳野鳥観察舎『あいねすと』で無料貸出されたKOWA TSN-602と比較しても、素人目には遜色無い見え具合に思えました。
スマホアダプターでスマスコに挑戦
フィールドスコープにデジカメを装着するデジスコは10年以上前に流行ったようですが、近年ではカメラが高性能化したスマートフォンを装着するスマスコが増えているようです。
『SVBONY SV28』に付属するスマホアダプターは汎用で、国産メーカーがiPhone等に用意した専用のブラケットに較べると、装着した時の収まりはイマイチでした。
厳密に位置決め出来れば良かったのですが、寒さで手がかじかむので((( ;゚Д゚)))とりあえず写った位置で試し撮りしてみました。
ミラーレス一眼とスマスコの写真比較
α7ⅡにTAMRON 200-400mmを装着してAPS-Cサイズ撮影すると、400mmのテレ端が35mm判換算で600mm相当になります。
写真左上の赤丸が被写体のアオサギです。
α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mmでAPSサイズ撮影したのが以下の写真です。(換算600mm相当)
厳密な位置合わせをしていないので思いっきりケラれていますが、接眼レンズの像がスマホのカメラに映っています。
スマスコで撮影した写真を正方形にトリミングすると、以下の画角になります。(2枚の写真を並列に配置)
フィールドスコープを60倍でスマスコ撮影すると、液晶のタッチシャッターでも振動してしまい、鮮明な写真は撮れませんでした(^_^;)
スマホのシャッターをワイヤレスで切る事が出来れば、もう少しマシになりそうですが、正直実用性は低い…という印象でした(;´д`)
三脚が壊れた!そしてビデオ三脚へ…
スマスコを試して撤収する途中、三脚のエレベーターを降ろそうとクランクレバーを回したら、軸がパキッと割れてしまいました((( ;゚Д゚)))
三脚はSILKの安物で、寒さで樹脂が硬化したのか、経年劣化のせいかは解りませんが、力のかかる部位が樹脂製なんてガッカリしました(´・ω・`)
クランクレバーの軸を木ネジで止めて応急修理し、一応は使えるようになりました。
安物三脚に幻滅したのを口実に、最近気になっていたビデオ雲台の三脚を新調する事にしました。
ビデオ雲台は野鳥撮影に最適
カメラ用の3Way雲台はフィールドスコープのスマスコでは使い難さを感じました。
パーン棒だけで容易に上下左右の位置決めができ、油圧機構で滑らかに動くビデオ雲台は、野鳥撮影に最適のようです。
AliExpressのセールでビデオ雲台付きの三脚が約8千円だったので、早速ポチってしまいました。
到着次第、フィールドスコープとデジ一眼でビデオ三脚の使い心地を試すつもりです。