先日入手した『COSINA AF ZOOM 28-70mm』を、Kマウントの『RICOH XR-10P』に装着してみました。
ワインダー内蔵のエンプラボディで、ぱっと見はAF一眼レフのXR-10Pですが、ピント合わせはMFでした。
「AFっぽい見た目のXR-10PにAF内蔵レンズを装着すれば、完璧なんじゃなかろうか」と思い至ったのも、AF ZOOM 28-70mmを入手した一因です。
両者を組み合わせると、ボディとレンズでメーカーは異なりますが、マッチングは良い印象。
コシナはリコーにCT-1系のボディをOEM供給していたので、機能的にも相性は良い気がします。
電池を入れて空撃ちしてみると、巻き上げは自動だし、シャッターボタン半押しでなく親指でAFを作動させるのを除けば、AF一眼レフそのもの、といった使用感でした。
AF ZOOM 28-70mmのマウント面にはRIKENON Pレンズと同じ信号ピンがあります。
絞りリングのボタンを押してAポジションにすると、XR-10PのプログラムAEが使用出来ました。
別のピンは、COSINA CT-90に装着した時に『シャッターボタン半押し』でAFを作動させる信号の伝達用のようです。
シャッターボタン半押しでAFが動作するCT-90も、見つけたら確保しておきたいところです。