先日、ミヤマ商會の新宿店に「閉業のお知らせ」と題した貼り紙が掲示されました。
自分は1年ほど前から中古カメラ店を徘徊するようになったにわか愛好家なので、語れるほどにはミヤマ商會の思い出を持ち合わせていませんが、新宿に行った時はジャンクを漁りに覗いていたお店なので、無くなってしまうのは残念です(T_T)
新宿・大宮の両店が2月21日(金)に閉店するまで在庫処分セールをやっているそうなので、お宝を探すため近日中に足を運ぶつもりです。
閉業がアナウンスされてから日数が経っているので、既に古参のマニアがめぼしいカメラを買い漁った後かも知れません((( ;゚Д゚)))
良い出物が残っているかは、行ってみてからのお楽しみですね(^_^;)
ミヤマ商會といえば、新谷かおる先生がフィルムカメラの全盛期に描いた漫画「シリーズ1/1000sec.」に実名で登場していたそうです。(漫画に登場したのは、当時の銀座店だそうです)
自分はミヤマ商會が閉業する事を知ってから電子書籍で読んだのですが、当時のカメラメーカーの主力機種と特徴が解りやすく説明されていて、今読んでも唸らされるものがありました。
主人公は劇中で新古品のコンタックスRTSを買うのですが、RTSの発売が1975年なので、漫画はおそらく1970年代半ばから後半にかけて描かれたものと思われます。
現在、フィルムのMF一眼レフを再評価する動きもある中で、全盛期に描かれた漫画で往時の熱気を追体験する事が出来ました。