10/2(土)に石神井城址を散策した後、帰路でハードオフ板橋赤塚店に立ち寄りました。
ハードオフ板橋赤塚店で青いジャンク箱を漁ると、奥の方から、本体と充電器+バッテリーをラップで巻いたL字型のデジカメが出てきました。
良く見ると、ソニーが2005年に発売したハイエンドコンデジの『SONY DSC-R1』だと解りました。
記録メディアがコンパクトフラッシュ(CF)とメモリースティックで、検証用に持参しておらず、写真が記録できるかは確認出来ませんでしたが、バッテリーに残量があって通電したので、お持ち帰りしました。
価格は千円で、支払い金額は税込1,100円でした。
SONY DSC-R1の特長
SONY DSC-R1の特長としては、
- APS-Cに迫る大きさの1030万画素 CMOSセンサー
- カール ツァイスの「バリオ - ゾナー T*」レンズを採用
- レンズは24-120mm(F2.8-4.8)の5倍ズーム
- フラッシュとEVFの間にフリーアングル液晶を搭載
- CFとメモリースティックに対応したデュアルスロット
といった点が挙げられます。
大判CMOSセンサー
APS-Cと比較して縦横が1mm小さいだけの大判CMOSセンサーを採用しているので、画質はデジタル一眼レフに遜色ありません。
そのせいか、コンデジにしてはかなり大柄で、ミドルクラスの一眼レフと同じくらいの容積があります。
腐ってもカール ツァイス
千円で買ったデジカメが高級な「バリオ - ゾナー T*」レンズを採用しているので、文句はありません (・ω・)b
倍率が物足りない5倍ズーム
120mmでもボディが大柄なので、200mmを採用できなかったのかも知れませんが、5倍ズームでは少し物足りない気がします。
独創的なフリーアングル液晶
他に類を見ない位置のフリーアングル液晶ですが、ウエストレベルで液晶を見る時は、EVFと液晶の自動切替をOFFにしないと、接眼センサーの誤作動でEVFに切り替わってします。
EVFの上に液晶を開く事も出来ます。位置的にカメラを頭の上にかざしてハイアングルで撮影するのは向いていません。
同時記録は不可のデュアルスロット
記録メディアはCFとメモリースティックを同時に挿入出来ますが、切換式で使用します。
記録されるのはどちらか1枚で、RAWとJPEを同時記録するような使い方は出来ません。
専用フラッシュを追加
DSC-R1とF828やVシリーズ、マビカ等に対応した専用フラッシュ『HVL-F32X』を追加で購入しました。
購入金額は税込3,300円でDSC-R1の3倍でした。
HVL-F32XはSONYのハイエンドコンデジ専用で、他機種に流用出来ず汎用性はありません。
DSC-R1のアクセサリーシューは右手のグリップ上にあるので、フラッシュを搭載した特異な姿を見てみたかったのです。
他機種とのサイズ比較
DSC-R1と手持ちのデジタルカメラを並べて比較してみました。
DSC-F505Kとの比較
以前に2千円で購入したDSC-F505Kと並べると、DSC-R1の巨大さが解ります。
MINOLTA DiMAGE 7Hiとの比較
形状の似たL型ボディのデジカメでも、2/3型CCDのDiMAGE 7Hiと比較すると、大判CMOSセンサーのDSC-R1は全体的に肥大化しています。
EOS Kiss Digital Xとの比較
新宿クラシックカメラ博にて千円でボディを購入したEOS Kiss Digital Xと並べてみました。
エントリークラスのデジタル一眼レフと並べても、DSC-R1の方が大きく感じます。
PENTAX *ist DSとの比較
ボディを500円で買ったPENTAX *ist DSと並べると、DSC-R1の方が一回り大きいです。
次回以降は、DSC-R1で撮影した作例をお届けします。