8/18(日)に、新宿高島屋で開催されているクラシックカメラ博に行ってきました。
8/14(水)の開催から数日を経て掘り出し物は払底し、土曜日開始のジャンク市もめぼしい商品は売れたと想定して、当日はのんびりとお昼過ぎに会場入りしました。
開店前の行列や混雑を避けるため、遅めの時間帯に足を運んだせいか、催事場は閑散として活気に乏しい印象でした。
ジャンクワゴンを漁って見落とされた商品を探したところ、ストロボと24mmが付いたauto110が底の方に埋もれていました。
「半額だったら買って帰るのになぁ…」という値札が付いていたので、購入には至りませんでした。
気を取り直して出店各社の商品をつぶさに見て回ると、Canon EOS Kiss Digital X のブラックボディがガラスショーケースの上に鎮座していました。(写真は手持ちのEF-Sレンズを装着しています)
社外品のバッテリー2個とチャージャーが付属して1,080円の値札が付いたボディは、内部のバッテリーが僅かに充電されていたので、手に取って電源をONにすると起動する事が確認出来ました。
その時点で惹かれるものがありましたが、別の掘り出し物が見つかるかも知れないので「帰るまでに売れ残っていたら回収するかぁ~」と一旦その場を離れました。
他の出店を見たり、併催の写真展を眺めた後で先ほどの場所に戻ると、Kiss X のブラックボディは売れる気配も無く同じ場所に佇んでいました。
最近は、シルバーのKiss X にマウントアダプターでM42やKマウントのレンズを付けて遊んでいたので、予備機として活用する機会もあるかと考え、ブラックボディを購入しました。
高島屋を後にして、新宿西口の中古カメラ店を巡回したところ、レモン社で行われていたジャンク市でRICOHのCaplio R3と邂逅しました。
Caplio R3には純正のケースとバッテリー、チャージャーが付属して1,000円の値札が付いていました。
Kiss X のブラックボディと同様に、Caplio R3も起動を確認出来たので、Kiss X 用のストラップと一緒に購入して帰宅しました。
Caplio R3は2005年の発売当時に新品を購入しており、当時のコンデジでは珍しかった、広角28mmで始まる後学7.1倍ズームが重宝していました。
しばらく使い込んだ後、ポケットから取り出した時にレンズバリアが壊れてしまい、保証も効かなかったので手放して以来の再購入となりました。
経年のせいか作動音がギコギコとうるさいけれど、機能に問題は無く試し撮りの写真に異常はありませんでした。
昔のコンデジはメモリーカードを入れ忘れた時のバックアップで、内蔵メモリーが装備されている事が多く、Caplio R3にも26MBの内蔵メモリーが付いています。
今となっては気休め程度ですが、センサーシフトの手ブレ補正も採用されていて、暗所でもある程度は写真が撮れそうです。
1cmまで寄れるマクロ機能など、1,000円の中古コンデジにしては遊べそうな機能が多いので、しばらくは普段使いに活用するつもりです。