コシナの純正AF一眼レフ『COSINA CT90 AF』 - フォト・ディレッタント

昨年の9月に入手したコシナのAFズームレンズ『COSINA AF ZOOM 28-70mm』を装着すると、シャッター半押しでAFが合焦する『COSINA CT90 AF』を入手しました。

ヤフオクで落札した金額は、送料込みで1,680円でした。

MF一眼レフでAF撮影できる『COSINA AF ZOOM 28-70mm』については以下のリンクが詳しいです。

機能的には、CT9のシャッターボタンにAFコントロールコードの機能を付加して、シャッター半押しでAFが合焦する機能を付加した機種のようです。

発売されたのは1987(昭和62)年で、35年前になります。

CT9については、T_Kimurra さんの投稿が詳しいです。

CT90 AFはネットで検索しても詳しい情報が出てこない謎の機種で、ウィキペディアにも記載がありません。

特徴としては、軍艦部の左正面に赤いAFの文字が入っています。

『COSINA AF ZOOM 28-70mm』とお揃いの書体です。

軍艦部右正面の赤いボタンを押すと、点滅してセルフタイマーが動作しました。

後方から見るとズームレンズの存在感が強いです。

以前に入手したCT1EXに50mmを装着して並べると、ボディの大きさは同じでも、CT90 AFはズームレンズが嵩張るので大柄な印象になります。

撮影モードはAUTOか絞り優先AEの二択です。

AUTOだと限界まで絞るのか、晴天でシャッター速度が1/15～1/30と遅くなりすぎるので、故障しているのかも知れません。

絞り優先でシャッター速度を1/125以上にして撮影する必要がありそうです。

この投稿の初出時、CT90 AFとAFズームレンズの組み合わせが｢コシナ唯一の純正AF一眼レフ｣と書きましたが…

プラ筐体のCOSINA MS-3と、OEMのMiranda MS-3にも、CT90 AFと同様にマウント奥の電子接点がありました。(12時の位置)

たぶん、MS-3に『COSINA AF ZOOM 28-70mm』を装着しても、シャッターボタン半押しでAFが合焦すると思います。

COSINA CT90 AFに『COSINA AF ZOOM 28-70mm』をパッケージしたレンズキットが存在したかは定かではありませんが、コシナの純正では一番マッチングの良い組み合わせと言えるのではないでしょうか。