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フォト・ディレッタント

中古カメラと写真、日々の独り語り

年末年始に増えたフィルムカメラ

昨年のクリスマス・イブにX-T30をお迎えして、令和二年はXマウントのデジ一眼にカメラを一本化!

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…なんて考えたのも束の間フィルムカメラは別腹」と言わんばかりに、捨て値で買った中古カメラが増えてしまいました(^_^;)

※以下に紹介するカメラの価格は全て税込表記です。

POLAROID Instant 1000 Deluxe

秋葉原のキタムラで、ジャンクワゴンから専用ストロボ付きのポラロイドカメラを1,000円で回収。

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POLAROID Instant 1000 Deluxe

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POLAROID Instant 1000 Deluxe

昨年、GUがポラロイドとコラボしたウェアを買っていたので、コーディネートするつもりでした。

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ポラロイドのインスタントカメラとコラボウェア

動作確認するとストロボは発光し、撮影も可能でした。

…が、正月に家族写真を3枚撮影したらピンボケ、最後の3枚目でフィルムが詰まり、取り除こうと前蓋を開けたらフィルムが感光して、全てダメになりました(T_T) ←当たり前

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モザイクが不要なくらいピンぼけの家族写真

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峯ヶ岡八幡神社

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旧安田庭園

かろうじて2枚は風景を撮影できたものの、専用のSX-70インスタントフィルムは8枚で2,750円と高価なので、今までの人生で一番コスパの悪い写真となりました(;´д`)

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「インスタントフィルムてホントコスパ悪い」

ポラロイドカメラは今後、部屋のインテリアとして余生を過ごす事になりそうです。

RICOH AUTOHARF SE

池袋のキタムラでジャンクコーナーに並んでいたジャンク扱いのRICOH AUTOHARF SEを900円で回収。

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店頭のRICOH AUTOHARF SE

オートハーフはフィルムを入れないとシャッターが切れません。

スプロケットにフィルムのパーフォレーションを噛ませ、ゼンマイを巻いてフィルムを送るとシャッターチャージされる構造です。

そのため「シャッター切れず」とジャンク扱いになったようですが、裏蓋を開けてスプロケットを指で回せば、シャッターを切る事ができます。

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ジャンク扱いの値札

レンズフード付属でセレン光電池が生きており、針押さえ式露出計のAEが動作して、裏蓋のモルトも貼り替えられていました。

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RICOH AUTOHARF SE

ファインダーに曇りがあるので分解清掃は必要ですが、店によってはこの状態なら5千円以上する個体を、900円で手に入れる事が出来ました∩(・ω・)∩

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RICOH AUTOHARF SE

俗に「オートハーフは増殖する」と言われていますが、我が家では4台目のオートハーフになりました。

MINOLTA VECTIS S-1

銀座のレモン社でボディ200円+レンズ200円の合計400円で回収。

ジャンクカメラの動作確認用に持ち歩いている各種の電池から、CR2電池を2本入れたら正常動作しました。

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MINOLTA VECTIS S-1

ミノルタのマウントはAマウント、SRマウントに続いて、VECTISのVマウントで3種類目。

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MINOLTA VECTIS S-1

露出補正が+3.0まで上げられるので、期限切れのAPSフィルムでも問題なく撮影できそうです。

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フィルム途中交換(MRC)に対応しているので、PRONEA SとAPSフィルムをシェアして撮影しました。

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RICOH 500 GX

竹ノ塚のカメラのタカギにて、ジャンク箱の底に埋もれていたRICOH 500 GXを500円で回収(500GXだけに?)

www.kameranotakagi.com

100均で買ったLR44電池を入れて動作確認したら、バッテリーチェックで正常値を示して露出計が動作しました。

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RICOH 500 GX

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背面に名前を書いた痕が残っていました(^_^;)

速射ケースとストラップ、スカイライトフィルターが付いてワンコインと、コスパ最強のカメラでした。

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コスパ最強じゃん」

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RICOH 500 GX

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RICOH 500 GX

リコーの古いコンパクトカメラはシャッタースピードが1/125でオートに設定され、セレン光電池もしくはCdsの露出計で絞りを制御するAEが多用されています。

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RICOH 500 GX

以前入手したRICOH HI-COLORも同様の機構だったので、当時のリコーはオートハーフ以降のカメラを、金太郎飴のように同じ構造でバリエーション展開していたようです。

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新たに入手したフィルムカメラは、せめて1本くらいはフィルムを通して試し撮りするつもりです。