500円で500万画素 DiMAGE 7Hi
地元のハードオフを開拓し尽くしたので、5月末に越谷市のハードオフに遠征して、数店舗を回ってみました。
最後に訪れた店舗で出会ったのが、500円で売られていた『MINOLTA DiMAGE 7Hi』でした。
2002年の発売当時は定価が188,000円でしたが、18年後の中古は500円玉1枚のワンコインになってしまい、経年で価値が暴落するデジカメの悲哀を感じました。
ビニール袋に梱包された状態でジャンクコンテナに埋もれていたので、電池を入れて動作確認する事が出来ず、購入するのはギャンブルでした。
ビニール越しに見る外装には高級感があり「不動でも500円なら諦めが付くだろう」と考え、思い切ってお持ち帰りしました。
店を出るなりビニール袋から取り出して単3電池4本を入れ、メインスイッチをONにすると…
見事に起動しました!∩(・ω・)∩
DiMAGE 7シリーズの発売当時、CCDの故障が頻発していたようですが、手に入れた個体に不具合は見られませんでした。
ストロボを手動で持ち上げたら上蓋が外れたり、EVFの切替スイッチが割れたりと、帰宅してからいくつかのトラブルに見舞われましたが、接着剤で補修して事なきを得ました。
DiMAGE 7Hiはチルト式のEVFと、35mm判換算で28~200mm相当になる光学7倍ズームを搭載しており、2002年の発売当時は高機能なデジカメでした。
初代のDiMAGE 7にマイナーチェンジされたDiMAGE 7iが続き、さらに上位のDiMAGE 7Hiが発売され、3機種目となった高級モデルです。
外装にはブラックのレザートーン塗装が施され、高品位な仕上げとなっています。
手ブレ補正機構や角度の可変する背面液晶は、後継のAシリーズに搭載されました。
初代のDiMAGE 7を解説したムック本を古本で手に入れましたが、操作系はDiMAGE 7Hiとほぼ変わらないので、思った以上に役立ちました。
今の基準で見るとEVFの画質は粗く感じますが、撮影情報を確認して構図を決めるには充分です。
梅雨入りして以来、週末は空模様の思わしくない日々が続いていますが、晴天を見計らって試し撮りに持ち出すつもりです。