IHAGEE EXA IとTOPCON RE200
『オールドレンズフェス 2020』の会場でTOPCON RE200のボディを千円で購入した直後に、芋づる式にエキザクタマウントのレンズが付いたIHAGEE EXA Iをebayで注文してしまいました。
購入価格は送料と合計で約1万3千円でした。
中華の通販なら2週間は待たされるところですが、ドイツから航空便で発送されたので、注文から1週間程度で手元に届きました∩(・ω・)∩
IHAGEE EXA I
入手したEXA Iはペンタプリズムのアイレベルと、ウエストレベルファインダーの2種類が付属していました。
スプリットプリズムでは無いアイレベルファインダーよりも、拡大鏡の付くウエストレベルファインダーの方がピント合わせはしやすい印象でした。
初期型のEXAにはファインダーのロックが付いていましたが、EXA Iは嵌め込んであるだけで上に引き抜く事が出来ます。
ファインダーの側面にばねでテンションがかかっているので、ひっくり返してもすっぽ抜ける事はありません。
裏蓋は取り外し式で、金属製のスプールが内蔵されていました。
Meyer Optik Domiplan
付属するレンズはMeyer Optik Domiplanで、エキザクタマウントで50mm/f2.8の3枚玉でした。
開放でバブルボケが楽しめるレンズのようで、AliExpressで注文したエキザクタ⇒Eマウントのアダプターでα7Ⅱにも装着する予定です。
側面に突き出しているのは銀色の絞り込みレバーで、押し込むと設定した絞りに絞り込まれます。
絞り開放でピントを合わせ、シャッターボタンと一緒に押し込む事で設定絞り値に絞り込む構造なので『手動自動絞り』といったところでしょうか。(なんだそりゃ)
TOPCON RE200
『オールドレンズフェス 2020』の会場で千円にて購入したTOPCON RE200のボディです。
露出計は不動でファインダーはプリズム腐食が見られますが、シャッター速度は全速動作して他の部分に問題がなかったので、お買い上げとなりました。
発売当時、標準レンズのRE TOPCOR N 55mm f1.7がセットで販売されていたようですが、レンズ単体の中古は見つからりませんでした。
他のトプコールレンズも玉数が少なく、全体的に高い相場でした。
REトプコールの代替として調達したMeyer Optik Domiplanを装着すると、開放以外はレンズの絞り込みレバーを押し込みながらシャッターを切る必要がありますが、実用上は問題無さそうです。
IHAGEE EXA Iの総括
EXAのシャッターはメタルセクターシャッターという特異な形式で、ミラーの上下をシャッター幕として機能させます。
シャッター速度の上限は1/175ですが、最高速では露光ムラが出るという話を目にしたので、1/125で常用することになりそうです。
フィルムのISO感度もかなり制約される事になりそうで、ISO400でF11くらいまで絞り込みパンフォーカスにした『写ルンです』のような設定が使い易いかも知れません。
EXA Iには近いうちにフィルムを詰めて撮影に持ち出すつもりです。