α7Ⅱ+TAMRON 200-400mm
以前から400mmクラスの超望遠ズームが欲しかったので、α7ⅡにEFマウントのAFアダプターで装着するTAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(以下、75DE)を購入しました。
キヤノン+ソニーの愛称
AliExpressにて4千円弱で手に入れたEF⇒EマウントのAFアダプターが思いのほか高機能で、AFは純正のキヤノン製ボディと遜色ない速度に思えました。※個人の感想です
α7ⅡにEFマウントのレンズを装着して、プログラム・絞り優先・シャッター速度優先のいずれのAEも完全動作しました。
さすが、完全電子マウントの先駆けとなったEFマウントと、フルサイズミラーレスの嚆矢となったα7シリーズの組み合わせです (・ω・)b
その馴染み具合は、シルビアの顔と180SXのボディをニコイチにした『シルエイティ』のように、レンズはキヤノン、ボディはソニーで『キヤニー』と呼称したいくらいです。
超望遠ズームへの関心が再燃したきっかけは…
ここのところ超望遠ズームへの関心は沈静化していたのですが、最近になって津田七節先生の『秋山さんのとりライフ』を読んでから、改めて超望遠ズームが欲しくなってしまいました。
こちらで1話が試し読み出来ますので、未見の方はぜひご一読下さい。
以前から野鳥の撮影に関心があったのですが、ヒロインの立派なアレに惹かれたのも、本作を購入した動機となりました(*´Д`)
入手の経緯
75DEは1994年に発売された長焦点の直進式ズームで、キヤノンEFマウントの他に、ニコンFマウントとミノルタAマウントの3種類がラインナップされていました。
発売当時の定価は69,800円でしたが、ebayの中古を2万円を少し切るくらいの価格で入手しました。
ニコン用は1万円前後の中古がいくつか見つかりましたが、キヤノン用は国内ではほとんど見当たりませんでした(´・ω・`)
入手した個体には前後キャップとフード、77mm径のMCフィルターが付属していました。
本当は付属品完備の良品を1万円以下で手に入れたかったのですが、発売から20年を超えているので状態の良い個体は少なく、
「見つけた時が買い時」
と思い奮発しました∩(・ω・)∩
75DEの仕様
収納時の全長は178mm、重さは1,2kgで、400mmクラスにしてはコンパクトかつ軽量です。
インナーフォーカスなので、テレ端以上には長くならないのが救いでした(^_^;)
フードの長さは120mmと長く、フードを装着して鏡胴をテレ端まで伸ばした時は、レンズの全長が長大になります。
細くて長いレンズの鏡胴から、某モビルスーツのバズーカを連想しました。
鏡胴のゴムはのっけらぼうで、回転式の三脚座は取り外しできません。
三脚座の台座部分がもっと前後に長ければ、上下をひっくり返した時に把手として握りやすかったのですが、コンパクトさとトレードオフなので良しとしましょう。
マイナーチェンジした175Dは三脚座が着脱式になり、鏡胴のゴムには滑り止めの突起が付きました。
ライトバズーカが欲しかった
昨年、シグマのレンズ無料貸出イベントでSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMを試して以来、400㎜クラスの超望遠ズーム『ライトバズーカ』が欲しいナ~☆と漫然と思い続けていました。
手持ちの高倍率ズームはテレ端が300mm止まりで、フォーサーズの300mmなら35mm判換算で600mmとなりますが、センサーサイズが小さいのであまり写欲が湧きませんでした(;´д`)
デジタル一眼用のライトバズーカに較べれば、フィルム時代に発売された75DEの画質は劣るかも知れませんが、さほど画質に拘らない自分の用途では充分です∩(・ω・)∩
AFの速度も、レースや航空祭で動体を追う訳では無いので、概ね問題ないと思われます。
今週末は、75DEを携えて試し撮りに出掛けるつもりです。