衝動的に注文した中古のSTYLUS SP-100EEが、日曜日を前にして到着しました。
今回は、早速フィールドで試し撮りしたインプレッションをお届けします。
内蔵ドットサイト『イーグルズアイ』搭載
SP-100EEの最大の特徴は、世界で唯一ドットサイトを内蔵した『イーグルズアイ』です。
2014年に発売された後、後継機には恵まれませんでしたが、イーグルズアイはアクセサリーの外付けドットサイト照準器 EE-1となって後年に発売されました。
プロモーション動画でもイーグルズアイを最大限にアピールしています。
外付ドットサイトより視線移動が少ない
ホットシューに装着するEE-1と較べると、EVFの直上にドットが表示されるSP-100EEは視線移動が少なく、被写体を容易にファインダー内へ導入する事が出来ます。
視線移動が少ないので誤差も少なく、ビルトインなので左右にズレず、ドットの調整は上下のみです。
EVFの右横にある縦のダイヤルでドットの上下を調節できます。
外付ドットサイトはホットシューに遊びがあるので左右がズレやすく、持ち運ぶのに不向きで、三脚に据えて使用するのが前提でした。
ダイヤルでドット位置が容易に調節できるのも、六角レンチ等の工具が必要なドットサイトより優れています。
手持ち撮影でも、テレ端でイーグルズアイが活用出来ました。
換算1200mmの望遠ズーム
2014年の発売当時は他メーカーと横並びだった、35mm判換算で1200mmの50倍ズームも、換算2000mmのCOOLPIX P950や換算3000mmのP1000と較べると、数値的には見劣りするようになりました。
手持ちのデジ一眼では、超望遠域が換算800mmで頭打ちだったので、換算1200mmもあれば実用上は充分です。
軽量・コンパクト
デジ一眼+超望遠ズームと較べると、SP-100EEは589gと軽量で、コンパクトな三脚に据えてもしっかりと保持され、振動対策に有効でした。
手持ちのオリンパス用リモートレリーズが共用出来たので、軽量三脚+リモートレリーズで換算1200mmの超望遠撮影に臨みました。
次回以降は、SP-100EEで撮影した野鳥の写真をお届けします。