7/18(日) 絞り内蔵アダプターの試写
6月末に注文した絞りを内蔵したマウントアダプターがようやく届きました。
早速、OM-D E-M10 MarkⅡに装着しようとしたところ、マウントアダプターがペンタ部の出っ張りに干渉して、取り付けられませんでした(T_T)
仕方が無いので、同じマイクロフォーサーズ規格のLUMIX DMC-GF2に装着して試し撮りを行いました。
絞り内蔵アダプター
アダプターに内蔵された絞りは無段階で、目盛りが1~9まで振られています。
絞り開放(目盛り1)
中間絞り(目盛り5)
最小絞り(目盛り9)
500mm F8 ミラーレンズの試写
アダプターが届いたのは昼過ぎで、猛暑の午後に外出したくなかったので、自宅の窓から見える遠景の建物を撮影しました。
どんなに微調整してもピントがシャープに合わなかった500mm F8を内蔵絞りで撮り比べました。
まずは絞り開放。
中間絞り(目盛り5)にしても、何も変わらないような…?
さらに絞って目盛り7にすると、四隅がケラれます。
最小絞り(目盛り9)ではのぞき穴のようになってしまいました(;´д`)
試写結果を見ると、絞りとしては機能していないようです。
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS の試写
絞り内蔵アダプターは本来、電磁絞りのEF(EF-S)レンズに絞りを追加する事を目的としているので、手持ちのEF-S 55-250mm F4-5.6 IS を装着してみました。
絞り開放(目盛り1)でMFのピント合わせをすると、500mm F8よりは遙かにシャープな画像が得られました。(アダプターの機能は関係なし)
中間絞り(目盛り5)にすると四隅がケラれますが、被写界深度に変化は感じられませんでした。
最小絞り(目盛り9)ではのぞき穴状態で、ピントに変化は見られません。
絞りのないミラーレンズに絞り内蔵アダプターを組み合わせれば、被写界深度が深くなりシャープにピントが合うかと思ったのですが、結果は何も効果がありませんでした(´;ω;`)
絞り内蔵アダプターは無用の長物と化してしまいましたが、無段階の手動絞りはギミックとしては面白いので、コレクションとして手元に置いておこうと思います。