カメラ・ディレッタント

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野鳥撮影と中古カメラの偏愛記

マウントアダプター百花繚乱

オールドレンズ遊びに足を踏み入れて以来、オールドレンズとマウントアダプターの関連書籍を読み漁っていました。

当初は未知の領域でしたが、M42マウントのレンズをデジタル一眼レフで使ってみて、次第に実感が伴うようになりました。

付け焼き刃のにわか知識ですが、今回はバリエーション豊かなマウントアダプターを取り上げます。

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オールドレンズとマウントアダプターの関連書籍

マウントアダプターの基本と使用法については、以下のリンク先が詳しかったので併せてご覧下さい。

sunrise-camera.net

マウントアダプターのバリエーション

非連動型

レンズとボディの間で連動する機能は無く、フランジバックの長さを調節するスペーサーの役割と、マウント形状の違いを吸収するアダプターです。

PEN E-PM1でauto110のレンズを使用するために注文したのがこのタイプでした。

cosinon.hateblo.jp

付加機能のあるマウントアダプターより廉価ですが、精度に優れた国内メーカー製は高く、実用出来るか怪しい海外メーカー製は安い傾向です。

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110⇒m4/3のマウントアダプター

電子接点付

EFマウントに取り付けた時に、レンズとボディは連動しないが電子接点があるので、フォーカスエイドが機能するマウントアダプターがあります。

最初に購入したM42⇒EFマウントのアダプターがこのタイプでした。

cosinon.hateblo.jp

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M42⇒EFのマウントアダプター(電子接点付)

ティルト・シフト アダプター

光軸を傾けてミニチュア風のジオラマ写真が撮れるティルト機能と、建築物のパースを補正できるシフト機能を持ったアダプターもあります。

レンズが屈曲したり平行にスライドしたりと、異様な外観と特殊なギミックに惹かれました。

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© Impress Corporation

特殊な機能が付加された分、アダプターの価格もお高いので、導入には使用頻度と費用対効果を考慮した方が良さそうです。

絞り機能付

マウントアダプターに絞りが内蔵されているタイプと、鏡胴に絞り環の無いニコンのGレンズをマウント側で絞り操作できるタイプがあります。

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絞り機能の付いたマウントアダプター

電子接点付(AF機能有り)

キヤノンのEFレンズをSONYのEマウントに装着して、AFを機能させるマウントアダプターもあります。

dc.watch.impress.co.jp

既にEFレンズを多数所有していて、αシリーズのボディを追加で導入したり、マウントを乗り換えた際にEFレンズを有効活用できそうです。

αの純正レンズはお高いので、レンズメーカー製の廉価で高性能なEFレンズを使用出来るのも利点かも知れません。

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© Impress Corporation

ヘリコイド・AF機能付

マウントアダプターにヘリコイドを内蔵してマクロ撮影を可能にしたタイプや、マウントアダプターにAF機能が内蔵されていて、MFレンズでAFが使用出来るタイプもあります。

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© Impress Corporation

レンズのバリエーション

望遠レンズ

野鳥を超望遠で捉えたり、遠方の航空機やレース車両を撮影するなら高倍率の望遠レンズが欲しくなりますが、自分にはほとんど機会が無いので、35mm判換算で600mmになるフォーサーズの70-300mmズームで満足しています。

cosinon.hateblo.jp


フォーサーズマイクロフォーサーズの変換アダプターは、AFとAEが機能するので重宝しています。

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フォーサーズマイクロフォーサーズ変換アダプター

広角レンズ

自分は風景のスナップを撮影する機会が一番多いので、RX100M3のワイド端となる24mmの画角を常用しています。

APS-C専用のDXで超広角の10-20mmズームを所有していますが、格納庫内に展示された航空機を撮影したら、相対的に機体が小さく見えて迫力が無かったので、使いどころが難しいと感じました。

cosinon.hateblo.jp

最近、広角側に利点のあるフルサイズのミラーレスボディに食指が動きましたが、先立つものが無いので脳内ショッピングに留まっています(T_T)

オールドレンズフェスVol.3で無料貸出してもらったFLEKTOGON 20mmも、買取価格は結構なお値段でした。

cosinon.hateblo.jp

大口径レンズ

大口径でF値の小さいレンズは被写界深度が浅くて背景をボカすのに多用されますが、自分は風景をパンフォーカスで撮影する事がほとんどなので、あまり必要性を感じていません。

大口径のレンズは値段もお高いですしね…(´・ω・`)

オールドレンズの再活用

格安で買い集めたフィルムカメラは、フィルムを1本通して試し撮りしたら終わり、という使い方になっているのを心苦しく思っていました。

フィルムカメラ用の交換レンズをデジカメに流用出来る所に、マウントアダプターの利点を見い出しています。

フィルムカメラ用の交換レンズは所有する本数が少ないので、活用出来る場面は限られますが、単焦点が中心なので、ズームがメインのデジカメ用レンズと使い分けるつもりです。

気になるオールドレンズ

個人的には、性能と価格のコストパフォーマンスに優れたオールドレンズに惹かれるものがあります。

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© 久米田康治, ヤス

ソビエト・ロシアのレンズにはツァイスの流れを汲むものが多く、ボケに独特な描写が見られるレンズにも興味をそそられています。

デジカメ専用のレンズには無い特徴を持ったオールドレンズに、しばらく関心が持続しそうです。