更に増殖した安物カメラ
10月以降は多忙のためブログの更新が滞っていましたが、空白期間にもせっせと安物カメラを買い集めていたので、我が家のフリートに加わったニューフェイス達を紹介します。
ソニー α100
α55用に買った大口径標準ズームのレンズを通った光を「EVFでなく肉眼で見たい」というフェチな欲求に駆られて、ソニー製デジタル一眼レフの初代に当たるα100を追加購入しました。
色々と探し回った末に、18-200mmの高倍率ズーム付きで元箱と付属品の揃った出品を落札したのですが、肝心のファインダーにルーフミラーの腐食によるヤケが見られました(^_^;)
希少なMS⇒CF変換アダプタや非売品のムックが付属したりと、他の部分は完璧だったのですが、ファインダーのヤケでテンションだだ下がり(T_T)
2006年の発売で、ボディ内モーターでマウントのカップリングを介して駆動するAFがギコギコうるさかったりと、さすがに古さを感じさせますが、1千万画素超えのセンサーとボディ内手ブレ補正で、かろうじて実用性を維持しています。
パナソニック LUMIX DMC-GF2
α100が届く当日に、銀座の中古カメラ店を徘徊していたら、ボディにバッテリーと充電器が付いたLUMIX GF2をレモン社で発見し、税込3千円という価格に釣られてお持ち帰り。
今まで所有した事の無い、メタリックレッドというボディ色に食指が伸びました。
後で調べたら、ヤフオクに元箱付きで4~5千円の出品が多数見つかり、廉価な相場で中古が流通しているようです。
レンズ内手ブレ補正内蔵のパンケーキズームを後で調達し、パナソニック純正の組み合わせを実現しました。
背面にタッチ液晶が付いていたり、フルHDムービーが撮影できたりとモダンな機能を備えているため、同時に試し撮りに持ち出したα100の古臭さが際立ってしまう弊害もありました(^_^;)
YI Technology YI M1
中国で華々しく行われた11.11の「独身の日」セールで、目玉商品となっていた中華ミラーレス一眼のYI Technology YI M1をお買い上げ。
YI Technologyは中国スマホ大手の小米科技(Xiaomi、シャオミ)の関連会社で、スマホの技術を投入した、日本製とは趣の異なるカメラを製造しています。
「独身の日」セール時にレンズ2本が付いて2万円弱という、国内メーカーでは考えられない驚愕の価格で、注文から到着まで2週間強を要しましたが、無事手元に届きました。
注文した後で予備バッテリーが入手困難な事が判明したり、長期在庫でバッテリーが過放電になり、充電できずに返品の憂き目に遭うケースが多発している事を知りました。
到着まで戦々恐々とする日々でしたが、届いてみれば拍子抜けするほど普通に使えるミラーレス一眼でした。
ホットシューに汎用のX接点しか無く、フラッシュのTTL調光が使えなかったり、電子手ブレ補正のみで、センサークリーニング機能も無かったりと、日本製に較べて見劣りする部分は多々ありますが、自分のようなライトユーザーには充分な性能です。
ニコン PRONEA S
新宿のアルプス堂で元箱・付属品完備のニコン PRONEA Sが千円で売られていたので保護しました。
IXニッコール 30-60mmも元箱付きで付属。
今まで誰にも見向きされなかったようだけど、APSフィルムカメラをコレクションしている自分にとってはお宝でした。
週末の休日には、新しく手に入れたカメラを携えて都内各所で試し撮りをしていましたが、次の休日には詰めたフィルムを撮り切ってないカメラを持ち出して、年内に撮り切ってフィルムを現像に出そうと考えています。