数百円~数千円のジャンクカメラでIYHしている当ブログですが、こう見えてもライカを所有していた時期がありました( ̄^ ̄)エッヘン
といっても、HUAWEIがライカと共同開発したレンズを搭載した「HUAWEI P9」の話ですが(;^ω^)
今回は「最初で最後のライカ」となりそうなHUAWEI P9の回想録です。
安物カメラ蒐集家の「初ライカ」
先日「1年無料」に釣られて、楽天モバイルの契約をMNO(ドコモ回線)からRakuten UN-LIMIT(楽天回線)に変更しました。
HUAWEI P9はRakuten UN-LIMITに対応していないので、仕方なくGalaxy A7に機種変更したのでした。
余剰となったHUAWEI P9は、格安SIMを契約して母に使わせようかと考えたのですが、70代も半ばを過ぎた母にスマホの使い方が覚えられるハズもありません(´・ω・`)
現在母に使わせている簡単ケータイが操作法を覚えられる限界だろう…と判断しました。
HUAWEI P9を、Wi-Fiでネットに繋がるAndroid OS搭載のライカとして使う事も考えましたが、持ち歩くスマホは1台で充分…と考えてその案は見送りました。
HUAWEI P9のカメラ
HUAWEI P9は、ライカと共同開発したカメラレンズ「SUMMARIT H 1:2.2/27 ASPH」を2基搭載しており、片方はモノクロセンサー、片方はRGBセンサーに対応していました。
モノクロセンサーで撮影した写真は、RGBをグレースケールに変換した「なんちゃって白黒写真」では無く、ネイティブなモノクロ画像だったので、階調が豊かだった気がします。(語れるほどモノクロで撮影する機会はありませんでしたが)
2つのレンズで視差情報を計算して、写真の「ボケ」を意図的にコントロール可能だったのは新鮮でした。
光学的なボケでは無いので、いかにも画像処理しました、といった「なんちゃってボケ」でしたが、スマホの写真ならそれで充分でした。
Galaxy A7の写真
Galaxy A7で撮影した写真はコントラストが強く、色調も肉眼の印象より彩度が高く処理されています。
全体的にボラギノールのCMのような違和感を感じさせる仕上がりです。
「腐ってもライカ」なHUAWEI P9で撮影した写真は、ライカの監修により適度なチューニングが施されていたようで、自然な仕上がりでした。
HUAWEI P9の特徴
所有していたミスティックシルバーは女性的な高級感を漂わせる質感でした。
端末管理ソフトのHiSuiteが付属するなど、PCとの連携もよく考えられていました。
国内では銀座にカスタマーサービスセンターを開設するなど、きめ細やかなサポートが特徴的でした。
米国主導で「国家安全保障上の脅威」とされているHUAWEIですが、エンドユーザーの視点では優良なメーカーだった気がします。
スマホの価値は
2016年6月の発売当時、HUAWEI P9の直販価格は5万9800円でした。
2018年の10月末に、SIMフリー端末として未開封の新品を2万8千円で購入し、2020年6月まで約1年8ヶ月使用しました。
ハードケースと液晶保護フィルムで美観を保ち、外箱などの付属品完備で査定に持ち込んで、買取価格は上限の7千円でした。
購入価格の1/4で買い取られ、1年8ヶ月で3/4の資産価値が目減りしました。
スマホの買い換えサイクルは年々短くなっていますが、価値が下がるのも早くなっている印象です。
ドナドナ先で幸せを祈る
手放してから後ろ髪引かれるのは不本意ですが、使わずに死蔵するよりは、新たなオーナーに使ってもらった方がHUAWEI P9にとっても幸せでしょう。
ドナドナされた先で愛用される事を祈るばかりです(*ゝω・`)ノ ゜+。:.゜