10/25(日)に足立区生物園から帰宅する道すがら『カメラのタカギ』竹の塚店を久しぶりに覗いてみました。
足元のジャンク箱から『TAMRON AF 200-400mm』を入れるポーチ(Nikonロゴ入り)とミノルタXG-Sの取説、キヤノンのトランプ(ノベルティ)等を数百円で買い求めたのですが、ジャンク箱の中に電池蓋が開かない『パワーワインダーA』が転がっていました。
死亡宣告された『パワーワインダーA』
お店の方に確認すると
「電池の液漏れで故障して、蓋が固着しているから、タダで良いですよ」
とのお言葉。
開封して電池を取り除き、動くことに一縷の望みを託して一緒にお持ち帰りしました。
電池蓋のスライドロックにマイナスドライバーを当ててプラハンマーで叩くと、電池ボックスを取り外すことが出来ました。
電池ボックスの中は4本の単三電池が盛大に液漏れしており、溶かした砂糖を流し込んで固めたような状態でした((( ;゚Д゚)))
ショガーコーティング(?)を掻き出して電池を取り除き、緑青が固まったワインダー本体の電極をヤスリで磨き上げました。
腐食して脱落した電池ボックスの金属端子は、折りたたんだアルミホイルを詰めて代替しました。
ジャンクを百円で落札したAL-1(シルバー)に、新しい電池を詰めたパワーワインダーAを装着すると…
程なく、モーターに通電して巻き上げが始まりました!∩(・ω・)∩
百円のAL-1(シルバー)と0円のワインダー
百円で落札したAL-1(シルバー)は、底蓋を開けて固着した電極を引き剥がし、復活させた曰く付きのシロモノでした。
巻き上げレバーがグラグラで、実用にはワインダーの装着が必須なので、0円で引き取ったパワーワインダーAは最良の組み合わせでした*.*・(n‘∀‘)η*・*
以前入手したパワーワインダーA2は前後に幅が広いので、AL-1との組み合わせはパワーワインダーAの方がしっくりきます。
パワーワインダーAの方が高さがあるので、A2装着時より背が高くなります。
ワインダーをタダで手に入れたので、ワインダー付きのMF一眼レフを実質百円で揃える事が出来ました(・∀・)
自分で修理した機材は、値段に関係なく思い入れもひとしおです (・ω・)b
P.S
前々回の表題「東ドイツが、好きだ。」はホンダの「バイクが、好きだ。」から、
復活の『パワーワインダーA』は、「復活のイデオン」にインスパイアされて付けたのですが、誰にも気付いてもらえないと思ったので、蛇足ながら書き記しておきます(´・ω・`)