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中古カメラと写真、日々の独り語り

大衆カメラとの邂逅『PETRI V2』

以前、1977年に倒産した「大衆カメラの大王」ことペトリのカメラにハマっていた時期がありました。

コンパクトなPETRI Color 35は試し撮りをしたものの、後から手に入れた2台の一眼レフはフィルムを通す事も無く、いつの間にか熱が冷めてしまいました(^_^;)

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越谷のハードオフに遠征した際、袋詰めされたペトリの一眼レフボディがジャンクコンテナに埋もれていました。

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3台目に手に入れたペトリ製一眼レフは『PETRI PENTA V2』です。

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PETRI PENTA V2

ビニール袋に入っているので裏蓋を開ける事は出来ませんでしたが、誰かが袋を破って巻き上げレバーを露出させており、シャッターを切る事は可能でした。

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PETRI PENTA V2

何回かシャッターを切るとスローが粘っているようでしたが、ペトリの一眼レフは底蓋を開けて、独特なカムシャフト機構に注油してやれば大抵治ってしまいます。(過去の2台で実証済み)

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PETRI V6の底面内部構造

全機械式の一眼レフなので、シャッターが切れて速度が変化していれば、写真は撮影できるだろう…と思い、買い上げる事にしました。

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PETRI PENTA V2

家に帰って何度もシャッターを切っているうちに、スローの粘りは解消されましたが、高速側も精度が出ているか不明です。

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PETRI PENTA V2

フィルムを詰めて試し撮りするようなら、念のため底蓋を開けて注油する必要がありそうです。

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PETRI PENTA V2

先に手に入れたPETRI FTEV6の試写を行っていないので、順番がいつ回ってくるかは見通しが立っていません。

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PENTA V2のエグい見た目押し出しが強いので、当面は眺めて悦に入る事になりそうです。