資料集めで加熱する『トプコングルイ』
前回までのあらすじ
今まで何度も往来した道に、(株)トプコンの看板を偶然見つけたたこしのんは、今なお威容を誇るトプコンの社屋に感銘を受ける(*´Д`)
変なスイッチが入り『突発性トプコン欲しいよ症候群』を発症したこしのん。
直後にこしのんはレンズシャッター式一眼レフ『TOPCON UNI』を注文するのであった。
それに飽き足らず、交換レンズのUV TOPCOR 35mm F3.5を落札し、故障していたUV TOPCOR 53mm F2の代替品を手配し、次なる関心はトプコンの資料へと向かうことになり…(つづく)
トプコンブーム到来
つい最近までミノルタのMF一眼レフに熱を上げて、XG-Sを入手した後も、
「両優先AEを搭載したXDが欲しいナ~」
とか
「フォーカスエイド搭載のX-600や、X-700も捨てがたい…」
などと夢想していました。
かと思えば、京セラAF一眼レフの同人誌に感化されて『KYOCERA 230-AF』を入手したりと、節操なく中古カメラを買い漁っていました。
ところが現在では、すっかりトプコン一色です∩(・ω・)∩←今ここ
意外と少ないトプコン関連の本
戦時中は
「海のニッコー、陸のトーコー」
とニコンと並び称されたトプコンですが、トプコンに関連した本を探しても、意外なほど見当たりませんでした。
今は無き季刊クラシックカメラでもトプコンの特集は組まれなかったし、知名度の割に微妙な存在感だったのかも知れません。(特集が組まれる前に休刊したのかな?)
今回は、古本と図書館の蔵書などを交えてトプコンの関連本を紹介します。
クラシックカメラ専科 No.23『トプコン35mmレンズシャッター一眼レフの系譜』
『TOPCON UNI』を手に入れた自分には最適な古本を見つけました (・ω・)b
第2特集の扱いで割かれた紙幅は少ないものの、トプコンのレンズシャッター式一眼レフを特集した『クラシックカメラ専科』のNO.23です。
国内メーカーでレンズシャッター式一眼レフを販売したのは、トプコン以外ではコーワ(興和)くらいのニッチなジャンルなので、まとまった記事は貴重でした。
トプコンカメラの歴史 カメラ設計者の全記録
現存する書籍ではおそらくは唯一無二の、トプコンカメラのムック本。
版元の倒産で古本以外に入手する方法がありませんが、今回は図書館の蔵書を借出しました。
Amazonマケプレの最安出品が5,000円と、プレミアが付いているのが難点です。
せめて定価の1,900円より少し安いくらいの古本が見つかったら購入しようと考えています。
トプコン75年の歩み
板橋区立図書館には、トプコンが自社で編纂した社史が収蔵されていました。
地域に根差した老舗企業の社史を揃えているなんて流石です (・ω・)b
社史を受け取ったのが、過去にトプコンが手掛けたレンズ銘の『シムラー』に縁のある
『志村図書館』だったのは因縁を感じました。
カメラ博物館の図録
カメラ博物館でトプコン単独の企画展が組まれた事はありませんが、マイナーな国産メーカーを集めた図録に、トプコンが含まれていました。
以前手に入れた『ペトリ、ミランダ、ヤシカ… 今はなき昭和のカメラ』にはトプコンの資料が掲載されていました。
現在(;´Д`)ハァハァしながら改めて読み返しているところです。
トプコンのカメラが掲載された『日本のカメラを面白くした郷愁のブランド展』の図録は未入手なので、次にカメラ博物館に足を運んだ時に購入するつもりです。
入手難だが揃えば満足度の高いマイナーメーカーの資料
巷ではライカやニコンに関連した本は星の数ほどあり、全てを網羅するのは不可能ですが、マイナーなメーカーだと入手性は悪いものの、主要な本を集めればそれなりの満足感を得ることが出来ます。
トプコンには自分の身の丈に合った相性の良さを感じているので、熱くなりすぎずに、ぼちぼちとコレクションを増やしていきたいと考えています。