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中古カメラと写真、日々の独り語り

PENTAX K100D試写『令和4年の川口駅前』

AGFA OPTIMA 500 sensor』の動作検証と、買ったばかりの『PENTAX K100D』の試し撮りで、川口駅の周辺を撮り歩きました。

cosinon.hateblo.jp

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掲載した写真は、K100Dに『smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR』を装着して撮影しました。

川口駅西口

まずは川口駅の西口を散策しました。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

昔の西口は何も無ありませんでしたが、再開発で小綺麗になりました。

川口駅東口

東口のデッキからぐるりと周囲を撮影しました。

正面の雑居ビルは、昔は丸井のビルでした。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

昔はシンプルな外観の丸井ビルでしたが、ゴテゴテと飾り付けられた現在の姿は『あしゅらマジンガー』を彷彿とさせます。

dic.pixiv.net

©2022 Mazinger Z

かわぐちキャスティは、昔は川口産業会館でした。

www.k-casty.com

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

川口キュポ・ラには中央図書館が入っていて、良く足を運びます。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

高射砲…ではなくて、キューポラのモニュメント。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

この銅像は、昔はバスロータリーに設置されていました。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

樹モール

昔からの商店街『樹モール』では再開発で高層マンションが建設中でした。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

川口町役場跡に何があったか、今となっては思い出せません。

川口市役所

川口市役所の新庁舎まで足を伸ばしました。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

川口市役所跡は駐車場になっていました。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

この日撮った写真は、10年、20年、と経つうちに、記録として価値を増していく気がします。

5千円デジタル一眼レフ『PENTAX K100D』

ゴールデンウィーク期間中に購入した中古カメラ第二弾の報告をお届けします。

5/2(月)に、自宅に程近いハードオフで5千円の値札が付いた『PENTAX K100D』のボディを購入しました。(税込5,500円)

dc.watch.impress.co.jp

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

購入に至ったのは、

・外箱と付属品一式が揃っていた
・動作確認が取れた
・3ヶ月返金保証が付いていた

と言った点が決め手になりました。

シャッター回数

試し撮りの後、シャッター回数を調べてみたら『791回』だと解りました。(他のサイトでも同一結果)

www.camerashuttercount.com

camerashuttercount.com

デジタル一眼レフの中古を何台も購入しましたが、シャッター回数が3桁の個体は初めてです∩(・ω・)∩

外観と機能

同時期に発売されたK10Dの下位機で、コンパクトかつ軽量なボディです。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

センサーは610万画素で、2GBのSDでも6Mで700枚近く撮影する事が可能です。

2006年に発売された機種ですが、Web用途なら現在でも必要にして充分な性能です。

入手当初、32GBのSDが認識しませんでしたが、ファームウェアをver.1.00から1.02にアップデートしたら、SDHCを認識するようになりました。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

背面液晶は固定で、ライブビューや動画を撮影する機能はありませんが、純粋に写真を撮るだけなら充分の性能です。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

初期のペンタックス製デジ一眼はスタンダードクラスにも右肩に液晶表示があるので、他メーカーより奢った仕様でした。

PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

*ist DSと同様に単三電池4本で撮影出来るのも、このクラスならではの利点です。

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PENTAX K100D+smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited

思わぬ誤算

K100Dに『smc PENTAX-DA L 18-50mm』を装着したらエラーが出て使用出来ず、超音波モーター駆動レンズが使えない事が解りました。(後継のK100D Superで対応)

cosinon.hateblo.jp

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18-50mm以外のレンズはボディAFで駆動できるので、良しとしましょう。

PENTAX K100Dの試写

購入の翌日、川口オートレースの近くにある鎮守氷川神社K100Dの試し撮りを行いました。

鎮守氷川神社

レンズは『smc PENTAX-DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL WR』を使用しています。 

鎮守氷川神社

晴天に恵まれて、写真の仕上がりも良く、機能に問題ない事が確認出来ました。

鎮守氷川神社

次回は、K100D川口駅前周辺を撮影した写真をお届けします。

千円AF一眼レフ『PENTAX MZ-5』

ゴールデンウィーク期間中に購入した中古カメラ第一弾の報告をお届けします。

4/30(土)に立ち寄った自宅最寄りのハードオフで『PENTAX MZ-5』のボディと標準ズームが合わせて千円で販売されていました。

PENTAX MZ-5+Tokina AF 28-80mm F3.5-5.6

税込でボディは550円、標準ズームは550円で、合計1,100円の買い物でした。

PENTAX MZ-5

デジタル一眼レフではあまり見られなかったシャンパンゴールドのカラーが、フィルムAF一眼レフらしさを醸し出しています。

PENTAX MZ-5+Tokina AF 28-80mm F3.5-5.6

MZシリーズはミラーを駆動するピニオンギアがプラ製で、割れてしまうとミラーアップしたままになる持病を抱えています。

入手した個体は今のところ動いていますが、いつ故障に見舞われるか解らないので、空シャッターを切るのも控えにしています。

裏蓋のクォーツデート機能は生きていますが、2019年問題をクリアできませんでした。

PENTAX MZ-5+Tokina AF 28-80mm F3.5-5.6

MZ-5を購入したのは、シャッター速度の設定がダイヤルで、アナログな操作感に魅力を感じたのが要因でした。

PENTAX MZ-5+Tokina AF 28-80mm F3.5-5.6

電池はCR2リチウム電池を使用します。

PENTAX MZ-5+Tokina AF 28-80mm F3.5-5.6

以前からMZ-5は手元に置いておきたかったので、運良く巡り会うことができました。

フィルムを巡る環境の変化

AGFA OPTIMA 500 sensor』を動作検証するためフィルムを詰めた際に、久しぶりにフィルムの価格相場を調べたところ、大幅に値上がりしていました。

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現在の素場は36枚撮りが1本あたり千円~千五百円以上となっており、2年前にまとめ買いしたフィルムが1本410円だった事を考えると、隔世の感がありました。

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2020年8月『2nd BASE』のセール価格

ショップでも1年前は500円以下だったようです。

今後は現像代も値上がりする事が確実で、フィルムで写真を撮る環境はますます厳しくなっていきそうです(;´д`)

4/30(土) 川口ハイウェイオアシス

4/30(土)に、4/25(月)にオープンしたばかりの川口ハイウェイオアシスに自転車で行ってきました。

www.shutoko.co.jp

川口ハイウェイオアシス

掲載した写真は『OPPO Reno5 A』で撮影しています。

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川口ハイウェイオアシス

首都高速川口線の川口料金所を過ぎてすぐ、川口ハイウェイオアシスの出入り口があります。(利用出来るのは上りのみ)

www.kawaguchi-highwayoasis.com

川口ハイウェイオアシス


『首都高初のハイウェイオアシス』だそうです。

レストラン・カフェ・売店

ガラス張りの建物にレストラン・カフェ・売店が併設されています。

川口ハイウェイオアシス

川口市の特産である鋳物製品が並んでいました。

川口ハイウェイオアシス

キューポラをキャラクター化した川口市のマスコット・きゅぽらんが消毒液にあしらわれていました。

www.1110city.com

川口ハイウェイオアシス

無料の休憩所もありました。

川口ハイウェイオアシス

屋内あそび場(ASOBooN)

広大な室内の遊具で遊べる屋内あそび場は、料金が子ども1人+おとな1人で1,500円とお高めでした。

屋内あそび場(ASOBooN)

イイナパーク川口

川口ハイウェイオアシスに併設されたイイナパーク川口には、無料の遊具で遊べる広場がありました。

www.kawaguchi-highwayoasis.com

イイナパーク川口

高速道路の利用者以外にも、一般道からも入園できます。

ゴールデンウィーク2日目で、大勢の家族連れで賑わっていました。

イイナパーク川口

『AGFA OPTIMA 500 sensor』検証動画と試写

ebayで落札してAEの故障が発覚した『AGFA OPTIMA 500 sensor』ですが…

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正常に動作する『RICOH 500 GX』と比較検証した動画を作成しました。(テロップが英語なのは海外に証拠として提出するため)

OPTIMA 500は、明るさの明暗で絞りが開放のまま変化せず、シャッター速度も固定のようです。

実際に故障していることを証明するため、フィルム1本ダメにする覚悟で撮影してみました。

フィルムはKodak ColorPlus 200を使用しています。

AGFA OPTIMA 500 sensor

GW中に自宅周辺で撮影したのが以下の写真です。

AGFA OPTIMA 500 sensor+Kodak ColorPlus 200

絞りは常時開放、シャッター速度は固定のため(1/30秒くらい?)予想通りほとんどのカットが露出オーバーでした。

AGFA OPTIMA 500 sensor+Kodak ColorPlus 200

シャッターも不調なようで、周辺減光が顕著で露光にムラがあります。

AGFA OPTIMA 500 sensor+Kodak ColorPlus 200

常時開放なので無限遠でもピントが甘いです。

AGFA OPTIMA 500 sensor+Kodak ColorPlus 200

以下は、比較的マトモに写っていたカットです。

気まぐれにAEが動作していたのかも知れません。

AGFA OPTIMA 500 sensor+Kodak ColorPlus 200

検証動画と撮影した写真をebayの出品者に突きつけたら「代金と送料を返金する」と連絡がありました。

PayPalから返金の連絡があり、この件はようやく一区切り付きました。

愛情コニカ『Konica Acom-1』

ガラス引戸付き収納ケースに中古カメラを整理していたら『KONICA AUTOREX』のボディを手放して宙に浮いていた『HEXANON 52mm F1.8』と『HEXANON AR 28mm F3.5』が出てきました。

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HEXANONレンズはマウントアダプターでα7Ⅱに装着する事はできますが、シャッターの故障でマトモに写真が撮れなかった『KONICA AUTOREX』の無念を晴らすべく、コニカ謹製の銀塩一眼レフをヤフオクで探しました。

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取り急ぎボディのみの出品を物色して、白羽の矢を立てたのは『Konica Acom-1』でした。

Konica Acom-1+HEXANON 52mm F1.8

ヤフオクの落札価格は750円、送料は520円でした。

愛情コニカ

Konica Acom-1』は1976年に発売された「愛情コニカの愛称が付いた一眼レフの普及機です。

www.kenko-tokina.co.jp

Konica Acom-1+HEXANON 52mm F1.8

鏡胴に銀色のリングを巻いたHEXANON 52mm F1.8を装着すると、クラシカルな装いになります。

Konica Acom-1+HEXANON 52mm F1.8

ファミリー層向けとしては『EOS Kiss』や『αSweet』といった系譜の、遙かな祖先かも知れません。

露出計は動作

出品情報は『シャッターは切れるが電池が無いので露出計の動作は未確認』となっていたので、底面の電池室に水銀電池と互換性のあるV625Uアルカリ電池を二個入れてみました。

Konica Acom-1+HEXANON 52mm F1.8

結果、ファインダー内の露出計の針は振れており、光の明暗で絞りが変化しました。

Konica Acom-1+HEXANON AR 28mm F3.5

精度は不明ですが、フォルムを詰めても失敗写真を量産する事はなさそうです。

Konica Acom-1+HEXANON AR 28mm F3.5

シャッター速度優先AE

『Konica Acom-1』は、発売当時に絞り優先AEと勢力を二分した『シャッター速度優先AE』を採用しています。

手持ちの銀塩一眼レフは絞り優先AEが大勢を占めているので、シャッター速度優先AEの動作は慣れない感じがしました。

Konica Acom-1+HEXANON AR 28mm F3.5

裏蓋の開閉は、巻き戻しクランクを持ち上げる方式では無く、左側面のツメを下に引っ張る方式です。

Konica Acom-1+HEXANON 52mm F1.8

露出計も針押さえ式で、同時期に発売されていた先進的な一眼レフと較べると、古臭い機構です。

Konica Acom-1

露出計の作動

巻き上げレバーを予備角まで開くと、露出計のスイッチが入ります。

Konica Acom-1+HEXANON AR 28mm F3.5

軍艦部の右側にあるスイッチをスライドさせると、巻き上げレバーがパチッと元に戻るギミックが心地良いです。

Konica Acom-1

外観

貼り革は『MINOLTA XG-S』に似た柔らかく厚みのあるタイプです。

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貼り革が経年劣化で収縮したせいか、縁が剥がれかけて裏地の繊維がはみ出ています。

Konica Acom-1+HEXANON AR 28mm F3.5

見た目はみすぼらしいですが、完全に剥がれて実用性を損なっている訳では無いので、そのまま使用する事にします。

総評

コニカの一眼レフは、AUTOREXがギミックに凝りすぎて不調だったので、あまりいい印象がありませんでした。

Acom-1は堅牢な構造で、コニカの印象が良い方向に変わりました。

フィルムカメラの保管庫『ガラス引戸付き収納ケース』

数年かけて蒐集したフィルムカメラを、段ボール箱に入れて保管していましたが、暖かくなって湿気が気になる季節になってきました。

「防湿庫に入れるほどではないけれど、カビを生やすのは嫌だし…」

と言うことで、キャスターで移動できるガラス引戸付きの収納ケースを購入しました。

ガラス引戸付き収納ケース

収納ケースは両面が使えるタイプで、側面に移動用の把手が付いています。

ガラス引戸付き収納ケース

SIDE A

最上段をコンパクトカメラ、中段に金属製の銀塩一眼レフを収納し、カメラ関連の単行本を最下段に収納しました。(反射するのでガラス引戸は外しています)

ガラス引戸付き収納ケース

SIDE B

反対側は、銀塩一眼レフとAF一眼レフで埋め尽くされました。

ガラス引戸付き収納ケース

防湿庫

主要なデジカメとレンズは防湿庫に収納しています。

防湿庫

ドライボックス

ドライボックスには、メ-カー別にニコン / ソニー / 富士フィルム / ペンタックスのデジ一眼を収納しています。

ドライボックス

書棚

収納ケースだけでは全てのカメラが入りきらず、余ったフィルムカメラを書棚に収納しています。

書棚のフィルムカメラ

今までは、カメラの入った段ボール箱が部屋の床にうずたかく積まれていましたが、だいぶスッキリしました。

ガラス引戸越しに時折、銀塩一眼レフを眺めては、悦に入ってます。

『AGFA OPTIMA 500 sensor』暫定レビュー

ebayで4/12(火)に落札した『AGFA OPTIMA 500 sensor』が、国際小包で4/22(金)に届きました。(以下、OPTIMA 500)

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AGFA OPTIMA 500 sensor

出品情報では「完全に動作します!」と豪語していたので、OPTIMA 500が使用する水銀電池と互換性のある、V625Uアルカリ電池を入れて動作確認してみました。

結果⇒AEが全然機能しませんでした(;´д`)

AGFA OPTIMA 500 sensor

OPTIMA 500の露出はオートのみで、マニュアルでは撮影できないので、写真を撮るのは不可能です(´・ω・`)

AGFA OPTIMA 500 sensor

当初は、海外通販にありがちなトラブルと割り切るつもりでしたが、出品情報との乖離が大きすぎるので、PayPalで返金を要求しました。

AGFA OPTIMA 500 sensor

PayPalの問題解決センター経由で、5/5までに売り手からの返答が入る予定です。(バックレられそうな気もしますが…)

AGFA OPTIMA 500 sensor

定格の電池に替えてみたら…

1.5VのV625Uアルカリ電池で全く動作しなかったので、定格の1.35Vならどうだろう…と思い立ち、関東カメラのMR-9アダプターとSR43酸化銀電池を入手しました。

AGFA OPTIMA 500 sensor

すると、ファインダー内に光量不足を警告する赤ベロが表示されるようになりました。

AGFA OPTIMA 500 sensor

おそらく針押さえ式の露出計に、赤ベロが連動して動いているのだと思います。

AGFA OPTIMA 500 sensor

しかし、赤ベロは常に表示される訳では無く、絞りも変化したりしなかったりと不安定です。

AGFA OPTIMA 500 sensor

明るいところと暗いところでシャッター速度が変化している様子も無く、定速(たぶん1/30秒くらい)なので、AEは完全動作には至っていないようです。

AGFA OPTIMA 500 sensor

素人目にはレンズシャッターに粘りがあるように見えます。

AGFA OPTIMA 500 sensor

修理に出して復活させたい

フィルムカメラの修理業者を片っ端から当たって、何とか引き受けてくれるショップを見つけたので、ゴールデンウィークが明けたら、修理に出す予定です。

AGFA OPTIMA 500 sensor

修理の見積金額は2万円オーバーで、修理期間は3ヶ月を見込んでおり、実際に写真を撮影できるのはかなり先になりそうな見込みです。

AGFA OPTIMA 500 sensor

同様にシャッターが不調だった『carena micro compact』に続いて、AE専用のOPTIMA 500でもトラブルに泣かされました(T_T)

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今後はマニュアル撮影できないカメラには手を出さないようにします。