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中古カメラと写真、日々の独り語り

写欲が湧くカメラ『EXA Ⅰ』

10/25(日)は『TAMRON AF 200-400mm』と一緒に、IHAGEE EXA IにISO200のフィルムを詰めて持ち出していました。

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EXA Iは撮影機能にかなり制約がありましたが、とても写欲が湧くカメラでした。

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IHAGEE EXA I

当日は北区中央公園内をEXA Iで撮り歩いていました。

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IHAGEE EXA I+Meyer Optik Domiplan 50mm/f2.8

以下の写真は、EXA Iと同じ構図で、α7Ⅱでバックアップ撮影したものです。

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SONY α7Ⅱ+Canon EF-S 18-55 IS

EXA Iのシャッター速度は1/175が上限で、最高速だと露光ムラが出るそうなので、1/125に固定しました。

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SONY α7Ⅱ+Canon EF-S 18-55 IS

スマホの露出計はシャッター速度を1/125に固定して、絞りの数値だけを読み取ってEXA Ⅰに反映しました。

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SONY α7Ⅱ+Canon EF-S 18-55 IS

プリズムの無いウエストレベルファインダーは左右逆像ですが、3:2の画角なので、視野が正方形の二眼レフより水平が出しやすかったです。

ボディが縦長で直方体の二眼レフより、横長のEXA Iの方が、手持ちだと水平が出しやすいのかも知れません。

撮り切れなかったフィルムは次の週末に消費して、現像に出そうと考えています。

A.Schacht Super Travenar Auto 28mm f2.8

エキザクタマウントのレンズを50mmのドミプラン1本しか持っていないので「広角の単焦点が欲しいナ~☆」と思っていたところ、ebayで安価な28mmを見つけました。

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A.Schacht Super Travenar Auto 28mm f2.8

エキザクタマウントのA.Schacht Super Travenar Auto 28mm f2.8は、送料と合計で6千円を少し超えるくらいの価格でした。

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A.Schacht Super Travenar Auto 28mm f2.8

M42マウントの同じレンズは検索で情報が見つかりましたが、エキザクタマウント版の情報が見当たらなかったので、詳細は不明です。

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A.Schacht Super Travenar Auto 28mm f2.8

おそらく使えるだろうと予測して、11月中旬になりそうな到着を、気長に待つつもりです。

A-1にパワーワインダーAを装着

前々回の投稿で、電池ボックス内で盛大に液漏れしていた『パワーワインダーA』を復活させた事をお伝えしました。

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今回は、Canon A-1にパワーワインダーAを装着した雄姿をお届けします。

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Canon A-1+パワーワインダーA

A-1用に調達したジャンクのモータードライブMAは不動だったので、パワーワインダーAで敗者復活です∩(・ω・)∩

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外装がプラスチックのパワーワインダーA2と較べると、パワーワインダーAはA-1と同様の貼り革が施されているので、A-1に装着すると統一感のある外観となります。

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A-1にパワーワインダーAを装着して、単写・連写を試したところ、問題なく動作しました。

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Canon A-1+パワーワインダーA

パワーワインダーAの液漏れは酷かったので、電池を入れて息を吹き返すか、時々生存確認するつもりです。

Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

10/12にAliExpressで注文したエキザクタ⇒Eマウントアダプターが10/26に届きました。

ja.aliexpress.com

ゼブラ柄のMeyer-Optik Domiplan 50mm f2.8に合わせて、マウントアダプターもゼブラの意匠が施されたタイプを注文しました。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

今朝は出勤前に舎人公園に立ち寄り、Domiplanの試し撮りを行いました。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

公園の遊具

Domiplanの色乗りと絞り開放のボケ具合を確認するため、原色が眩い公園の遊具を撮影しました。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

F11に絞り込み

開放の次は、F11まで絞り込んで遠景を撮影しました。

三枚玉にしては、しっかり細部まで解像していると思います。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

バブルボケ

トリプレット特有のバブルボケを狙ってみました。

開放で構図に点光源を入れるとバブルボケが顕著に現れました。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

ぐるぐるボケ

ざわついた背景でぐるぐるボケっぽい効果が現れました。

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SONY α7Ⅱ+Meyer-Optik Domiplan 50mm f2.8

Domiplanはレンズ三枚の簡素な構成ですが、現代のカメラに装着しても充分実用に足る描写を見せてくれました (・ω・)b

復活の『パワーワインダーA』

10/25(日)に足立区生物園から帰宅する道すがら『カメラのタカギ』竹の塚店を久しぶりに覗いてみました。

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www.kameranotakagi.com

足元のジャンク箱から『TAMRON AF 200-400mm』を入れるポーチ(Nikonロゴ入り)とミノルタXG-Sの取説、キヤノンのトランプ(ノベルティ)等を数百円で買い求めたのですが、ジャンク箱の中に電池蓋が開かない『パワーワインダーA』が転がっていました。

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canon-a.fantastic-camera.com

死亡宣告された『パワーワインダーA』

お店の方に確認すると

 

「電池の液漏れで故障して、蓋が固着しているから、タダで良いですよ」

 

とのお言葉。

 

開封して電池を取り除き、動くことに一縷の望みを託して一緒にお持ち帰りしました。

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Canon AL-1(シルバー)+パワーワインダーA

電池蓋のスライドロックにマイナスドライバーを当ててプラハンマーで叩くと、電池ボックスを取り外すことが出来ました。

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Canon AL-1(シルバー)+パワーワインダーA

電池ボックスの中は4本の単三電池が盛大に液漏れしており、溶かした砂糖を流し込んで固めたような状態でした((( ;゚Д゚)))

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漏出液が電池を白く固めていました

ショガーコーティング(?)を掻き出して電池を取り除き、緑青が固まったワインダー本体の電極をヤスリで磨き上げました。

腐食して脱落した電池ボックスの金属端子は、折りたたんだアルミホイルを詰めて代替しました。

ジャンクを百円で落札したAL-1(シルバー)に、新しい電池を詰めたパワーワインダーAを装着すると…

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Canon AL-1(シルバー)+パワーワインダーA

程なく、モーターに通電して巻き上げが始まりました!∩(・ω・)∩

百円のAL-1(シルバー)と0円のワインダー

百円で落札したAL-1(シルバー)は、底蓋を開けて固着した電極を引き剥がし、復活させた曰く付きのシロモノでした。

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Canon AL-1(シルバー)+パワーワインダーA

巻き上げレバーがグラグラで、実用にはワインダーの装着が必須なので、0円で引き取ったパワーワインダーAは最良の組み合わせでした*.*・(n‘∀‘)η*・*

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Canon AL-1(シルバー)+パワーワインダーA

以前入手したパワーワインダーA2は前後に幅が広いので、AL-1との組み合わせはパワーワインダーAの方がしっくりきます。

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AL-1(シルバー+パワーワインダーAとブラック+A2

パワーワインダーAの方が高さがあるので、A2装着時より背が高くなります。

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AL-1(シルバー+パワーワインダーAとブラック+A2

ワインダーをタダで手に入れたので、ワインダー付きのMF一眼レフを実質百円で揃える事が出来ました(・∀・)

自分で修理した機材は、値段に関係なく思い入れもひとしおです (・ω・)b

 

P.S

前々回の表題東ドイツが、好きだ。」はホンダの「バイクが、好きだ。」から、

復活の『パワーワインダーA』は、「復活のイデオンにインスパイアされて付けたのですが、誰にも気付いてもらえないと思ったので、蛇足ながら書き記しておきます(´・ω・`)

『TAMRON AF 200-400mm(75DE)』試写

10/25(日)に、板橋区立こども動物園(休園中)と足立区生物園で、超望遠ズームのTAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)を試し撮りしました。

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EF⇒EマウントのAFアダプターを介して、α7Ⅱに超望遠ズームを装着しました。

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

以下の作例は、SONY α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LDで撮影しています。

板橋区立こども動物園

www.city.itabashi.tokyo.jp

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板橋区立こども動物園

足立区生物園

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足立区生物園

超望遠ズームの持ち歩き

TAMRON 200-400mm には鏡胴のロックが無いので、下を向けると直進ズームが伸びてしまい、持ち歩きに難儀しました(^_^;)

子供が腰の高さで行き交う園内で、レンズが頭に当たったら危ないので、超望遠ズームを『掲げ筒』のように上に向けて持ち歩きました。

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おっぱいスタンドが欲しくなりました

超望遠ズームの運用にはしばらく試行錯誤が続きそうです。

東ドイツが、好きだ。

ベルリンの壁崩壊をリアルタイムで記憶した世代には、鉄のカーテンの向こう側だった社会主義陣営の東ドイツ『謎めいた怪しい国』だったと思われます。

ja.wikipedia.org

東ドイツ製のEXA Iを手に入れるまでに、関連した様々なカメラを所有していたので、並べてツーショットを撮影してみました。

EXA Iと所有カメラをツーショット撮影

ローライ35S

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西ドイツと東ドイツで製造されたカメラのツーショット。

同じ135フィルムを使用するカメラなのに、大きさが歴然と違います。

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IHAGEE EXA I+ローライ35S

裏蓋が取り外し式なのが共通点です。

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IHAGEE EXA I+ローライ35S
キエフ4M

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社会主義圏つながりのツーショット。(宗主国と傀儡と言ったら言い過ぎでしょうか)

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IHAGEE EXA I+キエフ4M

製造年が新しいキエフ4Mが使い物にならないジャンクで、より古いEXA Ⅰが完動するのは国民気質の表れでしょうか?

TOPCON RE200

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エキザクタマウント同士のツーショット。

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IHAGEE EXA I+TOPCON RE200

トプコンがカメラ製造の末期に、OEMでエキザクタに一眼レフを供給していたのは因縁を感じます。

東ドイツを題材にした作品と資料

東ドイツに興味を覚えたのは、原宿で昨年開催された『オールドレンズフェスVol.3』がきっかけでした。

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イベント内企画のDDR展で、東ドイツのレンズで撮影した作品に触れ、東ドイツ製レンズの貸出を利用したことで、一気に関心が高まりました。

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オールドレンズフェスVol.3『DDR展』

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YASHICA TL ELECTRO X+FLEKTOGON 20mm F4

以下に、今までに関心を寄せた、東ドイツを題材にした作品と資料を紹介します。

グッバイ、レーニン!

movies.yahoo.co.jp

シュヴァルツェスマーケン

schwarzesmarken-anime.jp

東独にいた

news.kodansha.co.jp

この社会主義グルメがすごい! 東ドイツ

www.melonbooks.co.jp

www.melonbooks.co.jp

ニセドイツ

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伸井 太一『ニセドイツ』1.2.3
東ドイツカメラの全貌

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東ドイツカメラの全貌―一眼レフカメラの源流を訪ねて
クラシックカメラ専科 No.61

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IHAGEE EXA I+クラシックカメラ専科 No.61
Exakta Cameras 1933-1978

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IHAGEE EXA I+Exakta Cameras 1933-1978
ドイツカメラのスタイリング

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佐貫 亦男『ドイツカメラのスタイリング』

興味のある向きがあれば、ぜひ探してみて下さい<(_ _)>

トプコンからエキザクタへの変遷

板橋で偶然トプコンの現社屋を発見して発症したトプコンですが…

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トプコンでは傍流の、UVマウントのTOPCON UNIを買って、トプコン熱は沈静化したと思っていました。

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トプコンの本流である、エキザクタマウント互換のREマウントには手を出さないつもりでしたが、オールドレンズフェス2020でTOPCON RE200のボディを入手してしまいました。

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TOPCON RE200に装着するエキザクタマウントのレンズを調達するため、芋づる式にエキザクタマウントの本家である、エキザクタの廉価モデルEXA Ⅰを購入してしまいました。

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これで一区切り…と思いきや、先週の日曜日に足を運んだ『第43回 世界の中古カメラ市』で、EXAの初期型(以下、Exa 0)を見かけてしまいました。

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早田カメラのIhagee Exa 0


鉄仮面
のようなクラシカルなルックスとコンパクトさに、EXA Ⅰ以上に惹かれました。

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昨晩、ebayでEXA絡みの商品を検索していたら、洋書でEXAの専門書を見つけてしまいました。

ウォッチリストに入れて様子見していたら、販売業者から『30%OFFのディスカウント』を持ちかけられて、思わず購入してしまいました。(送料込みで3千円台半ば)

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Foto Exkursionen mit der EXA

Exa 0にも出物はないか…と探したところ、完動品のボディが送料込みで6千円台にて出品されていました。

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Ihagee Exa 0 (1954)

早田カメラのショーケースでは、Exa 0がレンズ付きで3万円を超えていました。

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早田カメラのIhagee Exa 0

Exa 0のボディだけを6千円台で買えるなら

 

「これは買っておかないといけないな」

 

と判断しました。(どんな判断だ!?)

 

一眼レフの嚆矢として格調高いエキザクタよりも「安物カメラ蒐集家」を自称する自分には、簡易な構造のEXAが身の丈に合っているようです。

α7Ⅱ+TAMRON 200-400mm

以前から400mmクラスの超望遠ズームが欲しかったので、α7ⅡにEFマウントのAFアダプターで装着するTAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(以下、75DE)を購入しました。

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TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)

キヤノンソニーの愛称

AliExpressにて4千円弱で手に入れたEF⇒EマウントのAFアダプターが思いのほか高機能で、AFは純正のキヤノン製ボディと遜色ない速度に思えました。※個人の感想です

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α7ⅡにEFマウントのレンズを装着して、プログラム・絞り優先・シャッター速度優先のいずれのAEも完全動作しました。

www.aliexpress.com

さすが、完全電子マウントの先駆けとなったEFマウントと、フルサイズミラーレスの嚆矢となったα7シリーズの組み合わせです (・ω・)b

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

その馴染み具合は、シルビアの顔と180SXのボディをニコイチにしたシルエイティのように、レンズはキヤノン、ボディはソニー『キヤニー』と呼称したいくらいです。

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シルエイティ』といえばイニDの佐藤真子&沙雪コンビですね

超望遠ズームへの関心が再燃したきっかけは…

ここのところ超望遠ズームへの関心は沈静化していたのですが、最近になって津田七節先生の『秋山さんのとりライフ』を読んでから、改めて超望遠ズームが欲しくなってしまいました。

www.akitashoten.co.jp

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津田七節『秋山さんのとりライフ』

こちらで1話が試し読み出来ますので、未見の方はぜひご一読下さい。

arc.akitashoten.co.jp

以前から野鳥の撮影に関心があったのですが、ヒロインの立派なアレに惹かれたのも、本作を購入した動機となりました(*´Д`)

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津田七節『秋山さんのとりライフ』

入手の経緯

75DEは1994年に発売された長焦点の直進式ズームで、キヤノンEFマウントの他に、ニコンFマウントミノルタAマウントの3種類がラインナップされていました。

発売当時の定価は69,800円でしたが、ebayの中古を2万円を少し切るくらいの価格で入手しました。

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

ニコン用は1万円前後の中古がいくつか見つかりましたが、キヤノン用は国内ではほとんど見当たりませんでした(´・ω・`)

入手した個体には前後キャップとフード、77mm径のMCフィルターが付属していました。

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TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)

本当は付属品完備の良品を1万円以下で手に入れたかったのですが、発売から20年を超えているので状態の良い個体は少なく、

 

「見つけた時が買い時」

 

と思い奮発しました∩(・ω・)∩

75DEの仕様

収納時の全長は178mm、重さは1,2kgで、400mmクラスにしてはコンパクトかつ軽量です。

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

インナーフォーカスなので、テレ端以上には長くならないのが救いでした(^_^;)

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

フードの長さは120mmと長く、フードを装着して鏡胴をテレ端まで伸ばした時は、レンズの全長が長大になります。

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

細くて長いレンズの鏡胴から、某モビルスーツのバズーカを連想しました。

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ビームを避ける白いヤツに低速な無反動砲弾は当たりませんよね~

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

鏡胴のゴムはのっけらぼうで、回転式の三脚座は取り外しできません。

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TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)

三脚座の台座部分がもっと前後に長ければ、上下をひっくり返した時に把手として握りやすかったのですが、コンパクトさとトレードオフなので良しとしましょう。

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TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)

マイナーチェンジした175Dは三脚座が着脱式になり、鏡胴のゴムには滑り止めの突起が付きました。

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TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD(75DE)

ライトバズーカが欲しかった

昨年、シグマのレンズ無料貸出イベントでSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMを試して以来、400㎜クラスの超望遠ズーム『ライトバズーカ』が欲しいナ~☆と漫然と思い続けていました。

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www.sigma-global.com

手持ちの高倍率ズームはテレ端が300mm止まりで、フォーサーズの300mmなら35mm判換算で600mmとなりますが、センサーサイズが小さいのであまり写欲が湧きませんでした(;´д`)

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デジタル一眼用のライトバズーカに較べれば、フィルム時代に発売された75DEの画質は劣るかも知れませんが、さほど画質に拘らない自分の用途では充分です∩(・ω・)∩

AFの速度も、レースや航空祭で動体を追う訳では無いので、概ね問題ないと思われます。

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α7Ⅱ+TAMRON AF 200-400mm f5.6 LD

今週末は、75DEを携えて試し撮りに出掛けるつもりです。